夏の風物詩~スタッフMの場合~

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夏といえばかき氷でしょう。異論は認めません。

暑い毎日を強いられる夏の一服の涼。これ以上の贅沢はありません。ハーゲンダッツをのぞいて。

最近はインスタグラムなどのSNSにアップする写真としても人気がある様でかき氷の人気が上昇しているそうですね。

親譲りのひねくれ者で、みんなが好きなものになかなか好感が持てずにいます。

インスタ映えを理解しようとしない、イチゴメロンブルーハワイに宇治金時など古くから親しまれる味以外を受け付けない。

そして溶けて消えゆく定めのものに1000円以上を払いたく無い。

これが私のかき氷に対する信念です。

IMG_7238.jpg※神出の和菓子店のカキ氷。ちゃんとスープンで食べました。

子供の頃から夏の楽しみはかき氷でした。

昔住んでいた銭湯の近所にお好み焼きのお店があり、夏限定でかき氷を提供していました。

幼い頃から家業のお手伝いをしており(褒めてください)、お駄賃をもらってかき氷を買いに行っていたのは良い思い出です。

そのお店は徒歩20秒のところにありましたので、家に持ち帰って番台で味わうことがほとんどでした。

お風呂に入りに来た馴染みのお客さんに「ええもん食べてるな〜」と言われながら扇風機にあたりニコニコしていた少年時代の思い出の味。

銭湯を閉湯し引っ越してしまってから随分と味わっていませんでしたが、先日お墓参りのためかつての実家の近所に行きましたので食べてきました。

IMG_7230.jpg懐かしい佇まい。

冷房のあまり効いていない小汚いお好み焼き店で味わう懐かしいかき氷。

思い出の中のかき氷より一回り小さくなり氷も荒くなってしまっていたけれど、とても美味しかったです。

蚊取り線香の煙が漂う夏の午後、潮風に吹かれながら窓際で、姉と並んで食べたかき氷。

思い出だけは溶けて無くならないようです。

 

夏の風物詩~スタッフKの場合~

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              *セミの鳴き声の降り注ぐ中撮影。M450バーメイルトータス

夏の風物詩・・・。大人になってから夏に休むことがなくなったので、夏らしい思い出は子供の頃で止まっています。

私にとっての夏のイメージは、肌を焼く太陽の熱と、セミの声。

セミは生物の中でも自己主張をさせたらダントツの一位だと思います。目立つ場所に留まり、大音響を発して自分の位置をお知らせするし、人が立っていようがまっすぐに飛んできて体当たり。人が受ける衝撃(身体的・精神的に)は計り知れません。

見た目もロボットみたいで、生きものに見えません。最後はアリに完全に自身を分解させて終わる所もシュール。

それでもセミが鳴き始めると、夏の到来を感じてわくわくします。

夏休みの始めは、アブラゼミやミンミンゼミ・クマゼミの激しさのある鳴き声です。家の中や外を問わず降り注がれるこの鳴き声は、体感温度を3℃アップさせる効果があると思う。

太陽の陽射しと聴覚をマヒさせるような大音響の中、午前中は夏休みの宿題をし、フジテレビ「笑っていいとも」が始まる12時になるとお昼ごはんを食べ(1980年代あるある)、お昼からは学校のプールに行きます。

地域ごとの子供で近くの公園で集合し、かまぼこ板に住所と名前を書いた名札を当番のおばさんに(誰かのお母さん)渡して学校に行き、プールで友達と思い切り遊んでいました。

おやつの時間には家に帰ってシャワーをして、昼寝。夕方うだうだしてたらもう夜です。

ごはんを食べて近所の友達と家の前で花火をしたら、あとはテレビを見て寝るだけ。・・・あ、勉強ほとんどしてない。

 

そうこうするうちに夏も終わりに近づくと、セミの鳴き声もヒグラシやツクツクホーシに替わります。

シャワーのように降り注いでいた音が、個体を認識させる鳴き声に替わる。そろそろ宿題を終わらせなければ、という時に限って、すぐ近くでツクツクホーシが鳴き始める。

「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツクホーシ・・・ツクツクギョッ・・ツクツクフィーヨースー、ツクフィーヨース、ジジジジ・・・・」

この、果てしなく続くツクツクホーシ節の中で、メロディが変わる一瞬の「ツクツクギョッ」をつい待ってしまう。

そろそろかな・・と思い始めると、勉強は手に付かなくなるのです。集中力のない子供でした。

夕方にヒグラシ・・は山の方でないと聞けませんでしたが、父の仕事の都合で毎年8月25日辺りに行っていた六甲山でよく聞いていたので、何だか悲しくなりました。

子供心に夏が終わるのが寂しく、悲しかった。理由はよく分かりません。

でもツクツクホーシが鳴き始めると、宿題を仕上げなきゃ、と思いました。さらに赤とんぼが飛び始めるともう後がない・・と思いました。(どんだけやらないのか)

 

私の中でセミは夏の象徴でもあり、音の記憶として刷り込まれている特別な存在です。

 

 

 

夏の風物詩

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今月のテーマは「夏の風物詩」です。

各人、夏から連想する風流について語ります。

 

夏の風物詩というほど、大げさなものではないけれど、お盆休み期間の夜の空いた電車が、もの悲しくてなかなか風情があると言うと変なヤツだと思われるかもしれません。

神戸なので、いつもそれほど混み合っているわけではないけれど、この期間の夜は特に空いている。

楽しそうにしている人はほとんどいなくて、皆一人で乗ってきて、携帯をいじくったり、本を読んだりしている。

最近の電車の白々したLEDの灯りより、蛍光灯の黄色っぽいチカチカした灯りの方が、さらに風情はあったけれど。

人は少ないのに、灯りだけは明るくて、真っ暗な駅のホームに少しずつの人が降りて行く。

私もお店の仕事に就いてからの25年以上、この電車に乗っている。

サービス業の人が多いと思うけれど、それぞれの人が自分と同じように多くの人が休みではない平日に休みの生活を送っている。

自分たちのお客様の多くは土日が休みで、当然お盆のこの期間も休みで、ライフスタイルが全く違う。

私たちはサービスを提供する側の人間で、それをお享受する側ではないという立場が違うことを悲観的ではなく、最近特に意識するようになった。

話が少し反れたけれど、もの悲しいもの、寒々したものが良いと思うのは日本人だからかもしれないけれど、あまりにも夏が暑すぎるからだ。

暑すぎて、海とかプールとかあまり楽しいこと、戸外で活動することが考えにくくなっています。

以前は寝る時にクーラーをつけて寝ることはあまり良くないと言われていたし、クーラー自体あまり体に良くないもののように言われていたけれど、今年は寝る時にもクーラーをつけた方が良いと奨励されている。

子供の頃家族で日曜日の昼ご飯に、唯一クーラーのある部屋を冷やして、熱いうどんを食べたことを良く覚えていて、こういう普通のことが思い出になっていたりします。

その頃の夏は、熱いと言っても28度とか29度だったと思います。

部活中に水を飲むことも却って体力を消耗するからと禁止されていた。

今までの夏の常識とは違ってきている。

今まで扇子は持っていましたが、持ち歩いたり、持ち歩かなかったりだったけれど、今年は手放せないものになっています。

齢のせいか、急に暑いと思うと汗が止まらなくなることがあります。

ハンカチで汗をぬぐってもいくらでも汗が出てくることが経験で分かってきて、扇子で扇いで汗を乾かしてやる方が汗の引きは早い。

それに扇子で扇いでいるという行為が、気分的に涼しくなって、汗を引かせるとこもあるのかもしれません。

今年は本当に、バタバタと扇子で扇いでいて、風流も何もあったものではない。(Y)

万年筆の書き味について ~下僕Sの場合~

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私が今使っているのはモンテグラッパとファーバーカステルです。オマスも使っています。

書き味という点では、適度に柔らかく弾力のあるモンテグラッパとオマス、固めで書きやすいファーバーということになります。

結局、柔らかいペン先も硬いペン先も好みです。

 これまで私が使ってきた万年筆を列記すると、モンブラン、ペリカン、ファーバーカステル、ラミー、パイロット、セーラー、プラチナ、アウロラ、モンテグラッパ、クロス、シェーファー、パーカー、ウォーターマン、デュポンとなりますが、そのどれも好きです。

 

牛丼が好きですか、それとも天丼?という選択肢は私には存在しません。このすべてが好きです。

それぞれのメーカーには個性があります。

これをSトー的に表現すると、

モンブランは実は派手好きの人、ペリカンは合理的で秀才な人、

ファーバーカステルはスポーツが得意な人、ラミーは建築家、パイロットは融通のきくセールスマン、

セーラーは問屋さん、プラチナは工場長、アウロラは元貴族、モンテグラッパは元貴族で今は遊び人、

クロスは文具店の販売員か鉄道員、シェーファーはセールスマン、パーカーは船乗り、ウォーターマンは元官僚で、

デュポンは高級官僚という感じです。(*あくまでもSトー氏の個人的な見解です)

 

ちなみにうちのファーバーカステルさんは絵を描くときが出番です。

うちのモンテグラッパ氏は、目立ちたがり屋なので、電車の中でメモを取る際に使っています。

うちのオマスたちは、恥ずかしがり屋ではないのですが、休眠中です。

 

ところでそれぞれ書き味が違うのですが、使っているうちにこちらが慣れて来ますので、あまり差を感じておりません。

8.jpg*ちなみに本文と絵は一切関係ありません。

ペンの書き味~スタッフMの場合~

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万年筆の書き味ですか。

そもそも私の場合、このお店で働きはじめるまで中字か太字の万年筆しか持っていませんでした。

初めて手に入れた万年筆はPelikan M640 ポーラーライトの中字。

fullsizeoutput_60.jpegF氏に頂いた10倍ルーペを使い撮影

まるで紙に触れていないかのような滑らかな書き心地に衝撃を受け、これ以来、何か物を書くとなれば複写式の紙や大学のテストの答案用紙以外のほぼすべてにこの万年筆を使ってきました。

これがきっかけで万年筆は中字が一番という強い思い込みが生まれ、新たに万年筆を選ぶ際に中字以上の物が眼中にない状態にまでに発展。

中字or太字の万年筆生活を長らく送ることとなりました。

しかしながら、そんな好みばかり追求していると人様に自分の字を読んでもらうという事を失念してしまうようで、お手紙や共用のノートに記載する際に他の人にとって読みづらくなってしまいます。

やはり書道の筆のように用途に合った字幅選びが大切なのだと気が付き、細字の物を使い始めました。

細字になればペンポイントは小さくなるので紙と触れ合う面積が小さくなり、どうしても書き心地が硬い印象になりがちです。

溶けかけの氷の上をなぞるような滑らかでしっとりとした書き味が好みだった私には少々物足りなく感じ悶々とした気持ちで細字を使っておりました。

ところが、綺麗な字を書く事を強く意識した時に細字の書き心地に感謝することとなりました。

細字で適切なインクフローの万年筆は日本語を書くときに大切な止・跳・払がとても書きやすく、つまり綺麗な字が書きやすい(個人的比較)。

中字の滑らかな書き味を楽しむために書いていた時は止もなければ払もなく、払に至ってはオーバーランしてしまっているという始末。

硬くブレーキ感があると思っていた書き味が今では心強く思うようになりました。

そして仕事の都合上様々なペン先を観察し試筆をしていると、このペン先ならば大学ノートに・これならばハガキの表書きにあっているだろうなぁ等と考えることが出来、かつ適正な書き味と不適正な書き味との違いを知ることができます(福利厚生)。

私がかつて細字に対して抱いていた「硬くブレーキ感がある」と思っていた書き味は、中字や太字と同じ様に扱っていたためペン先が悲鳴をあげていたのだと気が付きました。

それ以来、さらに文字を書くことが楽しくなり、中字も太字も止・跳・払を意識して書く様になりました。

不思議なもので、どの字幅もどの書き味もこちらが意識して扱えばそれに応える様に様々な反応をしてくれている様に思います。

 

ペンの書き味~スタッフKの場合~

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 万年筆の書き味について・・・自称細字女を名乗って長い私ですが、先日お店に来ていた税理士さんに聞かれたこともあり、改めて考えてみました。

たまたまその時36本差しペンケースが置いてあったのですが、興味津々でその万年筆を見ていた税理士さんに

「私物なんで、書いてみます?」というとまず

「ええええ!!!」と仰天されました。確かに。

「やっぱりペン先の太さが色々あるんですか」と聞かれたので

「いえ、全部細字です」というと2度目の「えええええ???」を頂戴しました。確かに。

 

そこで当然「どうして全部細字なんですか?」と聞かれたので改めて考えてみると、モデルが違うし思い入れも違うこともあるけど、何本あってもいい(最終的にこれが重要)と思える理由は

「全部書き味が違うから」だと思いました。

同じモデルの同じペン先なのに、ニュアンスは違っているし、ブランドが変わると細字でも太さも違えば書ける字も変わる。

この「万年筆から紡がれる文字」というのがすごく重要で、たいていの場合ペンケースからペンをとるとき、無意識かもしれないけど手がペンを選んでいます。

たくさん書かなければいけないときは楽に使えるもの、使う紙と相性がいいインク出の多いもの、絵を描くから滑りのいいもの、ペン習字の時はエッジの効いた勝負ペン、など。

 

そんな細字女ですが、先日お客様に「こんな風にしてもらったよ」と自慢げに手渡された万年筆を書かせていただきました。

ん?細字だけど濃淡が出て、シャープな書き味は漢字・平仮名・カタカナがきれいに書ける。エッジがあるのか、止やはらい、漢字がなぜか書きやすい。

不思議と、ずっと書いていたくなる。

これは極細の長刀研ぎのような?三角形に研ぎあげたような?・・・そんなペン先らしく、太字からの研ぎだしたそう。なんと説明すればいいのか分かりませんが・・。

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そこで、万年筆の数だけはあるので、その中で私もしてもらおう!と選んでもらうことに(福利厚生)。

でもすべて細字だったので、その中でも太めなものを無理やり選んでもらって、何とかしてもらいました(福利厚生)。

 RIMG3354.JPGRIMG3358.JPG

M600なんて限定軸が多くて、数本お持ちの方もおられると思います。同じモデルでも色が違えば別物。この中のピアッツァナヴォーナが生まれ変わりました。

(差し替えればどれでも使えますが)戦闘力3倍!

最初、細字しか持ってないからできない~~!と地団太踏んでいたので、教えてくれた方がなんと後日BBペン先を譲って下さいました。あ、ありがとうございます!

ではいよいよこちらも・・・と思いつつ、もったいないのでしばらくBBというペン先を楽しんでみることにしました。

細字女、初のBBペン先です。新たな境地が生まれるでしょうか・・。

ペンの書き味

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今月のテーマは万年筆の書き味についてです。

各人が好みの書き味について語ります。

 

仕事柄様々な書き味の万年筆を試す機会に恵まれている。

ルーペでペンポイトの形を見るのは以前から好きで、ペンポイントの写真をコレクションしたいと思うほどですが、それぞれの形を記憶して、目に焼き付けています。

ペンポイントには本当にいろんな形があって、その形によって書き味も様々なので、万年筆のペン先調整をこれからやって行こうとしている、例えば弟子の森脇などは混乱しているかもしれません。

でも美しい形のものはやはり良い書き味を持っているので、目に焼き付けている形の中から、目の前のペンポイントに一番近いものを選び出して、近付けるようにする作業がペン先調整なのかもしれません。何かオリジナルのものを作るというよりも、模写をする感じです。

その人が一番書きやすいと思っている万年筆を見せてもらうと調整がしやすいのは、そういうことだからだと思っています。

ペン先調整してすごくきれいなペンポイントができたと思っても、その場合たいていインク出はほどほどです。

私はそれをバランスの良いインク出だと思っていますが、インク出を最大にしてほしいと言う方もけっこうおられるので、最も美しい形から離れていくことになります。

そうなると苦しい作業になりますが、忘れてはならないのは、この私の手の中にある万年筆は私のものではなく、そのお客様のものだということで、もちろんその方の好み、理想の書き味にすることが私の仕事なのだから、お気に召すように調整している。

ちなみに私が最も美しいと思うペンポイントは、きれいな球形もしくは台形で、切り割りの存在を感じさせないくらい寄りが強めのものです。

インク出を増やす場合、切り割りを開いて寄りを弱めていきますが、左右の一体感のようなものはなくなっていきます。

ペンポイントの光沢はとても大切な要素です。

白みを帯びたような光沢を持ったものが私は最も書き味が良いと思っています。

時々、ギラギラするくらいの光沢を持ったペンポイントを見ることがありますが、これの書き味は滑り過ぎて、かえって硬さを感じさせます。

力を入れてフィルムやすりで磨き過ぎているからなのだと思います。

よく柔らかいペン先の万年筆がいいと希望を言われることがあって、お客様の意図を汲まずに、フォルカンなどの、ペン先自体が柔らかい万年筆がそれだと思っていました。しかし、それは書き味が柔らかい万年筆をおすすめすればよかったのだと最近では思います。

先日本当に柔らかいペン先の万年筆を書かせてもらいました。

1940年代製のウォール・エバーシャープスカイラインという万年筆でしたが、あんなに柔らかい書き味の万年筆を今まで書いたことがありませんでした。

アメリカ人は不器用で、力の加減ができない人ばかりだとすごい偏見を持っていましたが、あんな繊細なペン先を使いこなすことができたのだ。

でもそれだけ柔らかいとちゃんとした文字を書くのは難しく、それなりのスピードで書こうと思うともっと難しくなりますので、柔らかすぎるペン先というのは実用にはあまり向かないかもしれません。

書き味の良い万年筆は、線を1本引いただけで分かります。

それは美味しいコーヒーやごはんと同じなのかもしれません。(Y)

よく行くお店~S等氏の場合~

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私のよく行くお店は家の前にある小さな食料品売り場です。
いつも半額シールの貼ってあるものを買い漁るので、人は私のことを「半額さん」とか「半額キラー」と呼びます。
実際に私の通った後にはまず半額シールのついた商品は残っていません。

2018年06月20日19時34分15秒.pdf000.jpg次によく行くお店は、神戸元町の裏寂しい通りを抜け、急斜面に坂を登ったところにあります。
そこは不思議なお店です。多分万年筆屋です。

2018年06月20日19時34分33秒.pdf0004.jpg

店主はよくお客さんに手紙を書いていますが、必ず途中で眠っています。なのでこの店に
は眠りの妖精がいるようです。

 

2018年06月20日19時34分47秒.pdf000.jpg

 

 

よく行くお店〜スタッフMの場合〜

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休みになれば自然と足が向くお店があります。

そこは珈琲豆の販売店で、国宝・太山寺の風致地区内の自然豊かな環境の中に店を構える「太山寺珈琲焙煎室」。

IMG_7016.jpgお店の敷地に至る道

IMG_7018.jpg春は桜・秋は紅葉が楽しめる駐車スペース

IMG_7036.jpeg木漏れ日と自然の香りが満ちるウッドデッキは喫茶スペース

IMG_7030.jpg産地ごとにその特徴の説明と現物・香りを試す小瓶が用意されている

産地や焙煎の度合いなど数多くの珈琲豆を選ぶ事ができ、かつ1杯300円でどれでも飲む事ができます。

そうして気になった珈琲を飲んで識る事ができるので得るものも多く、珈琲が好きな私にとってはすっかり憩いの場となっています。

店主の横野氏は元々珈琲とは無縁の職に就いておられましたがその職もそもそもの希望するものでは無く本当は教師になる事を夢見ておられました。

しかし就職氷河期の真っ只中で教員の求められる数も少なかったため、セカンドオピニオン?として就職も考えおく必要があったそうです。その事を正直に教授に伝えたところやる気がないとみなされてしまい、教員となるために必要だった実習に参加すらさせてもらえなくなり夢は散りました。

その後ITバブルの波に乗りIT企業に就職されましたが、無味乾燥な成果主義に嫌気がさし退職。

かつてご両親が共働きだったため身についた自炊の能力を活かすべく調理学校に入学され、そこで将来のことを考えられたようです。

料理を提供して食べていくにはキャリアがかかりすぎる、お客様とコミュニケーションを取りつつこなせるお仕事がしたい、そこでバリスタの道を選ばれました。

ラテアートや珈琲を通してお客様と接すると、自然と会話は弾み短い時間でも適度な距離感を保ちつつ良い関係が築ける。

そんなお客様を大切に、どうすれば喜んでもらえるか、どうすれば心地よく過ごしてもらえるかを考え働かれているうち、横野氏ならではの哲学のようなものが生まれたようです。

美味しい珈琲を目指し努力していてもそこには限界があり、それ以上を目指すため焙煎士としての修行を並行して行われました。

IMG_7039.jpgカフェオレには温めたミルクを丁寧に漉して使用し甘味を立たせる

ゼロから全て自分で。

お客様からお金を頂いて提供する珈琲を責任を持って焙煎・抽出・提供するため独立。

こうして太山寺珈琲焙煎室は生まれました。

ここでは、ただ珈琲豆を販売するだけでなく、どなたでも日常的に美味しい珈琲を楽しむための器具の販売、さらに抽出セミナーや焙煎体験など、様々なイベントを積極的に開催されています。

それは珈琲がいかに日常に潤いを与えるものかを熟知され、楽しんでもらおうとする横野氏の姿勢の表れだと思っています。

周りの環境もさることながら、店主やお客様の周りには常に穏やかな空気が漂っています。

「珈琲は庶民の物」の考えのもと提供される珈琲はどれも芳しく、それぞれの個性を生かしたレベルの高い珈琲が気軽に楽しむ事ができるこのお店。

さして疲れてもいないだろう私がとても癒されたと感じるこの空間には、きっとどなたにとっても癒しとなる時間が流れているのでしょう。

鳥の鳴き声や川の音をBGMに柔らかい木漏れ日を浴びながら香り高い珈琲を楽しむひと時。

取材を快諾してくださった横野夫妻に感謝いたします。

よく行くお店~スタッフKの場合~

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行きつけのお店・・。基本的に人見知りなので、洋服や化粧品を買う時は決まったお店に通っています。ずっと通っていて何が楽かというと、私の持っているチークの品番も服も全部記録されているので、「先日のアレに合いますよね」とか言ってくれること。

百貨店の一角にある洋服店には、いい意味でずけっと言ってくれる店長さんがいます。(背が高い私は腕も長い)

「う~~~ん、Kさんにはこの丈、ミニスカートになるかな・・」(着る前)

「そうですね~~、普通の人には7分袖なんですけど・・」(着た後)、

・・・私からさんざん言ってたら最近は先に言われます。それでも本人の気にしているポイントを認識してくれているのは楽です。

洋服店の店員さんで、何が苦手かというと、「わ~~背が高くていいですねぇ」とか言われること。

全然良くないので何て答えればいいのかいまだに分かりません。持ってるものを褒められると素直に喜べるんですが・・。

ちなみにルボナーさんのお財布、鞄はあちこちでよく褒められます。

他にも「今ね、これが〇〇っていう雑誌にも紹介されてて、すごく人気があって・・・」とかいうフレーズも苦手です。

 今は異動してしまったけど、ある意味恐ろしい店員さんは、デニムを試着しているとさっと合わせてトレンチコートを持って来て、更に紺とベージュを交互に着せてう~~ん、と考えて鏡越しにぼそっと、「紺・・ですね」と言うのです。

その時は、思わずコートも一緒に買ってしまいました。こういうのに弱い。

それ以来、試着しつつも背後に気を配るようになりました。

私の場合洋服の買物は一人で、が鉄則なので、他人の意見が聞きたいけど、なんでも似合うという店員さんでは参考になりません。だからとても助かってはいるんですけども。

私も日頃店では気を付けるようにしていて、革製品の色で迷っている方や、どちらの万年筆がいいか(見た目)で迷っている方には、値段関係なく本気で申し上げるようにしています。

その方の持ち物、髪型、服装、雰囲気。そういう第三者にしか分からないことをお伝えした方がいいと思う。

中には決まっているのに、決められなくて誰かに背中を押して欲しい方もおられるので、そんな時は思い切り押して差し上げています。

 お店のテイストが好きな事ももちろんありますが、好きなお店=気が合う店員さんがいる、な気がしています。

 

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