今読みたい本~スタッフMの場合~

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今月のテーマは「今読みたい本」。

難しいテーマです。何しろ活字だけの本はお香の専門書ぐらいしか読んだ事がなく、それ以外はやれ芥川賞受賞だとか名書と名高いものだとか、そう言う権威づけられたものをちょぼちょぼ読んだくらいの体たらく。

あまり本を読む習慣がありません。

でもありがたい事に、私は私に必要な本をオススメしてもらえる事がしばしばあります

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言わずと知れた名書ではないでしょうか。

孔子の言葉や行動をその弟子たちがまとめたものだと聞きますが、その内容は現代においてもためになるものばかり。

2000年以上前にまとめられたものなのにすごいですね。

原文のまま読む能力は備わっておりませんので、「声に出して読みたい日本語」でおなじみの齋藤孝先生が訳されたものを読み込んでいきたいと思います。

なんと言うか、もうド正論のオンパレードに自分の生き方が恥ずかしくなりますね!

そりゃそうだ、そんなの常識だ、と言うようなことから道徳的なことまで出来ていない事ばかりが目につき血涙流しそうになります。

かつて出来ていた素直な物の考え方もいつの間にか出来なくなっている事に気がついたりと、もう心に対するジャブ・アッパーカット・ローキックからの左フックと効果は絶大です。

「人生の教科書」や「最古のビジネス書」などと呼ばれることもあるこの本、折に触れ何度でも読んで良い物だと感じました。

自分の行いは正しいのかと迷いが生じた時、何か決断せねばならない時などに心強い味方となってくれることと思います。

そしてもう一冊。

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美人でしょう?僕の嫁でs嘘です。

こちらはとある方からオススメして頂いたライトノベルです。

主人公の女性は元々軍人さんだったらしく戦争の中で両腕を失い、自在に動く義手をつけておられます(ムッチャかわいそう)

軍を退役したあとは代筆業を生業とし、その仕事を通じて人として成長していくと言うストーリーのようです。

現在大変人気のある本のようでどの書店に行っても売り切れており、昨日やっと家に届いた所です。

代筆、タイプライター、活版印刷など魅力的なキーワードの数々、そそられます。

ちなみに主人公の女性、お一人で一個分隊並みの戦闘力を誇るらしいですよ。美しい花には棘がある。

僕に彼女を、もといこの本をご紹介くださったK様に感謝いたします。

読書の秋ですね。

 

今読みたい本~スタッフKの場合~

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今月のテーマは「今読みたい本」。

9月がイベント目白押しで落ち着かなかったので、10月はちょっと落ち着きたい。そう思って図書館で借りた本があります。(期限がないと読まないタイプで・・)

それがニコルソン・ベイカーの「中二階」。

私には読書指南の師匠がいて、「Kさんやったらこれ好きじゃないかな」と教えて下さるのです。

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その中でものすごくハマったのが岸本佐知子さんでした。

翻訳者であり、エッセイストでもある彼女の、中二階は翻訳本なのです。この本の何に惹かれたかというと、まずもってその内容が

「サラリーマンの男性が昼休みに外に出て帰ってくる途中の、エスカレーターを昇っていくところからオフィスに着くまでの話」 というところ。

もちろん190ページ程のハードカバー本で、ページ部分だけで厚みが12mmあるちゃんとした装丁をしています。

なのに、内容は?というとそれだけ、なのです。

まだ途中ですが、ホントに進まない。例えば目に入った何気ないことすべてを文章にしている感じです。

カーペットが掃除されたときのV字かM字に筋が残って、光を同じ方向に反射している様子を説明してみたり、靴紐が一日開けて両方切れたときはいかに自分が両方の靴紐を平等に引っ張って来たのかを思い、ストローがプラスチック製になったことへのバックグラウンドの説明をしているのです。

 もちろんこれらは文中で語られることもあれば、ともすればキャプションであったりします。普通のキャプションはこんな感じ。

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アスタリスクがついて一言、というキャプションも多い中、これは3行ほど使っていますがこんなのは短い方。

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下手をするとこの位のキャプションがザラに出てきます。文章の中に1、とか2、とか番号を見つけると、後で読もうなんて思わずにしっかり読んでおく必要があるのです。

余りにも長いのでキャプションの世界にどっぷり漬かってしまい、元の文章に帰ってくると文脈を見失っていて少し前から読む、ということもあります。

でも、この誰もが頭の片隅で一瞬は考えているかもしれない些細すぎることを、ひとつひとつ取り上げて(まさにミクロ単位で)文章に落としていることがムズムズするほど面白いのです。

ツッコミどころ満載というか。

人に「ちょっとここ、これなんてもう~~」と言いたくなる。

これから、秋の夜長にモジモジしながら読もうと思っています。

 ちなみに表紙もすごく地味で、図書館の方が「こちらの本でよろしいですか?ご確認お願いします」と私に向けたのは裏表紙。

しばらく考えて、「え~~~と、反対向けて頂いても?」と言うと「?あっ!失礼しました!」と表紙を向けてくれました。確かに、どっちでもいいくらいの地味さ・・。(そんなことはないか)

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あとはついでに、これは何度も読み返している本ですが「月の本」があります。

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森光伸さんの写真と、月にちなんだ文学からの一文が掲載されています。

私は月好きですが、天体としての「月」より、地球から眺める「月の風情」が好きなので、手放せない1冊です。

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 ちらっとだけ。もうこれだけで世界に連れて行かれます。

今読みたい本

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今月のテーマは、「今読みたい本」です。各人が興味を持っていて、読破したいと思っている本について語ります。

 

私の日常生活と全く違うけれど、アウトドアな小説やエッセイが好きでよく読みます。

同じものを繰り返し読むことも結構あって、ヘミングウェイ、星野道夫、ブルース・チャトウィンなどがお気に入りです。

なかなか冒険に出られないけれど、それらの本を読んで自分もサバイバルな生活を送ってみたいと思う。

お気に入りの作家たちの個性はそれぞれかなり違うけれど、共通点は外の匂いがするということだと思っています。

いつも外の匂いを嗅いで、外の空気を感じて生活していたいと思うけれど、今夏は本当に暑くて、エアコンをつけて寝る日が多く、窓を開けて外の空気を感じながら寝ることが少なかったのは残念でした。

最近は毎晩、とても長い日数をかけてヘンリー・デビッド・ソローの「森の生活」を読んでいる。

前にも読もうとしたことがありましたが、あまりにも細かく、クドクドした記述に当時の私は退屈してしまった。

寝る前に本を読んでから寝ると安眠しやすいと、以前にお客様から聞いたことがあった。

当時の私はまだ若く、何か努力しなくても横になったらすぐに寝込むことができたけれど、ある程度の歳になって、眠りが浅くなることが多くなったと感じるし、寝付けるまで時間がかかるようになりました。

寝ようと思った時間よりも早めに布団に入って本を読み、眠くなったら寝るようにしたら、安眠できるようになりました。

 

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なるべく退屈で、読んでいて眠くなる本を選んで読んでいて、その中の一冊として「森の生活」を読み始めました。

以前、退屈で挫折したのに、開けた窓からする外の匂いを感じながら、ソローの暮らしを思いながら森の生活を読むことが楽しくなってきました。

それでも少し読んでは眠くなって、寝ているので、あまり進まないけれど、このささやかな読書時間がとても楽しみに思えるようになりました。

今月のテーマ、今読みたい本は私にとってヘンリー・デビッド・ソローの森の生活で、今読んでいるけれと、今読みたい本ということになります。(Y)

机の周りの道具~S等氏の場合~

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今月のお題は仕事道具です。

私の場合家事も仕事なので、紹介するとものすごく多くの家事道具があります。

個人的に一番紹介したいのは大きな電動ノコギリですが、あんまり使わないのでやめときます。

Sトーがこれを使うのは主に家の敷地内にアメリカ人の大学生たちが侵入し、パーティーして騒いでいるときに、アイスホッケーの仮面をかぶってこれを使います。(ちなみにこの辺の話にものすごくくわしい人はそれ電ノコギリじゃなくね?というツッコミをします。)

家事としては主に台所用品です。

最近、台所用品を買い揃えました。なので料理の際はテンションあげあげです。

そのうちのいくつかを紹介します。

まずは包丁です。有名どころは一通り(ネットで)調査し、(ネットで)聞き込みをし、(ネットで)購入しました。

買ったのは東源正久という会社の刃渡り24センチの鋼の包丁です。

これものすごく切れ味が良いです。鋼なので錆びますが、毎回水洗いしてきちんと拭くので大丈夫です。全然面倒ではありません。

まな板は檜のプロ用サイズを買いました。包丁とまな板による相乗効果により、Sトーの「料理めんどくせー」発生率は下がりました。

鍋類はフィスラーというドイツの超高級メーカーの鍋セットを購入しました。

フィスラー はドイツの超高級メーカーです。基本的にはドイツ製ですが、中国製の安いものも販売しています。

そして中国製も良いです。結局、ドイツ人と中国人、どっちが文明を最初に始めた?というと中国の圧勝なので、あまり国籍にこだわる必要性はないと思います。

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ところで野菜って切り方で味が全然変わります。そんなちょっとした進歩のたびに鼻を高くしています。

*机上の仕事道具

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これらの道具は主にSトーの仕事である「youtubeでゲーム鑑賞」に使っていますが、絵の向かって左から印刷機(ティッシュ箱ではありません)、下側にメモ帳、真ん中にPC(マック)とワイヤレスのキーボードとマウス、机の下はポチ、そしてクッションのある背もたれのない椅子、机の上の一番右(奥)はスキャナーです。

マックを使っている理由はMACのOSで使えるナンバーズというソフトが使いやすいからです。

これはウィンドウズのエクセルに相当します。

どちらも同じように見えますが、全然違うものです。

ナンバーズでは表が分離でき、無限に好きな位置におけるため、相関図として使えます。

エクセルは膨大な計算に特化しています。

絵の机上の風景は整理されて見えますが、実際はあちこちに散らばった万年筆やインク瓶、みかんの皮、かっぱえびせん、消しゴムのかす、混乱し複雑に絡まり合うコード類、使っていないIPAD や、書きかけのノート類、片っぽしかないカフス、印鑑、人からもらった名刺、靴クリームとブラシなどをまんべんなくまぶすと、実際の机上の光景になります。

 

 

机の上での作業~スタッフMの場合~

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机の上はものを書いたりイビキをかいたりするだけの空間ではありません。 

大切なものを大切に扱い楽しむための、個人で持てる最小の趣味の空間だと思います。

その一つに靴磨きがあります。

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帰宅するたびブラシ掛けだけは欠かさず行なうようにしておりますが、10回程度履いたらクリームなどを使う靴磨きのフルコースをすることに決めています。

この作業は決して義務的に行っているわけでは無くて楽しいからやっているという感覚で、革を傷める心配がなければもっと頻繁に行ないたい。

着古した綿のシャツを切り取り指に巻きつけ、レザーローションを含ませ古いクリームを取っていく作業が好きです。

人がお風呂に入るように靴の汚れや疲れを取り去ってあげるような感覚ですね。

誰かが言っていたことですが、靴を磨くときは自分の親の背中を流してあげてるような気持ちでやると良いそうで、なんだか分かる気がします。

靴クリームを指で直接伸ばし豚毛のブラシで磨く作業が好きです。

冬のからっ風で粉の吹いた頰にクリームを塗っている時の感覚に似ていて、みるみる健やかな状態になって行く様子がわかり嬉しくなります。

誰かが言っていたことですが、靴が健やかであれば気分も健やかであるらしく、これもなんだか分かる気がします。

コーデュロイとシープスキンのグローブで磨き上げる作業が大好きです。

靴が美しく輝き、磨き上げた達成感とともに心がとても明るくなります。

この作業が終わる時はいつも次に履く時のことを考えてワクワクしてしまいます。

お出かけしたくなってしまいますね、洒落た格好をして。

誰かが言っていたことですが、お洒落は足元からだそうで、おそらく誰もが分かる気がすると思います。

お気に入りの物を手入れして長く大切に使う心は靴にも万年筆にも通じる共通の思いやりで、もし不具合が現われたら心配で気が気でなくなる。

そうならないためにも日頃のメンテナンスは重要で、靴の毎日のブラシがけは万年筆を毎日少しでも使ってインクを通してあげる事に似ており、靴磨きは万年筆の洗浄にあたる基本的なメンテナンスだと思います。

手元と足元の大切なものを、私は机上で楽しく愛でたいと思う。

ちなみに、

fullsizeoutput_63.jpegお店の机の上は時々こんな事になります。

ペン先調整で解決出来ない不具合を解決する道具たちです。

右の大きな機械はペン先調整機、その左のやっとこはパーツを引き抜く為のもの。

注射器のようなものの多くは洗浄に使うスポイトで、中には細かい修理箇所に接着剤などを塗布する精密な物もあります。

そう言った細かい作業は両手で行いますので据え置き型の拡大鏡は大変役に立ちます。

奥のドライヤーは万年筆の分解に必要な道具で、決してお店でシャワーを浴びているわけではありません。

これらの道具を駆使して、より長く快適に万年筆を使えるようにしております。

写真のペンは私の私物で、近頃ピストンが固くなってきていたので直そうと思う、と言い訳をしてバラバラに分解しオーバーホールを行おうと思います。

私のペンに限り時々実験的な分解でバラバラにされて、隅々まで洗浄と言う名の観察に付き合わされるハメになります。

そのため、ピストン潤滑化に不必要な工具がぐるりと取り囲んでいるわけです。

まだペン先を取り外しただけ、ここからが本番ですよアウロラさん。

 

 

 

 

 

机の周りの道具~スタッフKの場合~

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机の周りの道具・・・。ずっと自分のデスクを持って仕事をすることに憧れていました。

そして念願のデスクが与えられましたが、いざ持って見ると意外と構っている時間はなく、成り行き任せの机周りになっています。

でもその中で気に入っているのが「ミニマムな道具」です。

RIMG4061.JPGRIMG4062.JPG

これはSMOKEの5×3カード用木箱&倉敷意匠の小箱。

倉敷意匠の小箱はサイズ感がたまらなく好きなのでどうしても使いたかったのです。カード用木箱と並べてみたら奇跡のフィット感!ほぼ同じ大きさでした。これを見ているだけでニヤニヤします。

とはいえ入手したもののこの小ささ、何に使うか悩みましたが、どーーーしても毎日触りたかったので、小さい文具やこまごましたものを集めて収納してみました。

ミニサイズのテープのり、修正テープ、付箋、タグ付きクリップ、シャチハタ認印&訂正印。ルーペにカートリッジも少々、お裁縫セットまで入っています。

5×3の情報カードは、お電話やFAXでご注文いただいたお客様の控えを収納しています。

RIMG4066.JPG木製シリーズはまだ広がり、となりにはコンプロット4ミニ、文具箱の正方形用スタンドと続きます。

もちろん正方形ダイアリー用なので、マンスリー、ウイークリー、デイリーとインクノートを数冊入れてもまだ余裕があります。

RIMG4069.JPGRIMG4070.JPGコンプロットオープン!(またこれか)。オレンジ軸のドルチェビータは、ホームページでのお買い物の方へ送る封筒の宛名を書いているのですが、これが結局一番使っている気がします。

用途が決まっていると言うことは強いですね。

 自分のサイズが大きいからか、道具やケースはミニマムなものにどうしても憧れてしまうのでした・・。

 

 

 

 

机の周りの道具

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今月のテーマは「机の上での作業や道具の紹介」です。

各人机での作業に使う道具などをご紹介します。

 

特に自慢できる道具を持っていないことに気付きました。

ありきたりのものを満足して使ってきました。

もともと道具は少ない方がいいと思っていました。道具にこだわらないのは、その行為自体に集中していて、良いことだと思っていた。

その反面危機感や向上心のなさも表していると思うとあまり良いことではないのかもしれません。

道具で唯一こだわったのはペン先調整機です。

さすがにお客様に直接関わる仕事道具なので、こだわらないといけないものだと思っています。

出張販売をしたいと思い始めた一昨年、携帯できる機械の開発をしないといけないと思い、大先輩に連絡して、機械製作会社の技術者の方を紹介してもらいました。

こだわりをいろいろ伝えて、思った通り以上のものを作っていただきました。

右側の小径のヤスリが粗研ぎと仕上げて用のバフ、左側の大径のヤスリがゴム砥石で、磨いたり当たりをつけたりします。

無機質な見た目とともにすごく気に入っていて、操作性もとても良いと思っています。

今年は出張販売が多く、このペン先調整機をコーナンで買った機械運搬用のジュラルミンのケースいれて、それをカートに載せて持ち運んでいます。

20kgくらいあって、なかなかの重さなので、なるべくエレベーターやエスカレーターを乗りたいと思いますが、どこの街も完全なバリアフリーには程遠いことがよく分かります。

この機械を持って市バスには乗りたくないし、混んだ電車には絶対に乗りたくない。さすがに東京での出張販売の時には混んだ電車に乗らないように気を付けたし、空港からはリムジンバスに乗って行き来しました。

重くてかさ張るので機内に持ち込めず預かりになって、カートから外すのがとても面倒くさいだけど、重い荷持つを預けて、空港内をウロウロできることが嬉しかった。(Y)

夏の風物詩~S等氏の場合~

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日本の夏の風物詩といえば、「ガリガリ君」ですが、最近は売り切れが多くあまり見かけません。他の風物詩では、「妖怪」です。「妖怪」は日本が誇れる文化です。

本当は風物詩は「怪談」なんでしょうが、以下大目に見てくださるようにお願いします。

日本には自分たちの違う異形のものを排除するのではなく、逆に面白がってそのまま受け入れ、文化にしてしまう器の大きさがあります。

日本の「妖怪」は歴史的には確か平安時代の蒔絵か何かに書かれていたのが最初だったと記憶しています。

その後、妖怪はどんどん種類が増え、面白くなっていきました。

またそこに日本独特の哲学が絡んだ昔話がいくつかあり、そのうちの一つは日本昔話でもアニメ化されていました。

ある村に女の妖怪がいました。それを退治しようとした、数多くのお坊さんが殺されました。

ある日、一人のお坊さんが村にやってきました。

村の人たちは止めましたが、そのお坊さんは妖怪の出るお寺に泊まることにしました。

その夜やはり妖怪が出ましたが、この時、このお坊さんは今までのお坊さんと違うことをしたのです。

今までのお坊さんは、その妖怪を退治しようとして法力(という迷信)で戦って殺されていましたが、そのお坊さんは妖怪と話をしたのです。そして妖怪がなぜ人を殺していたのかをよく聞いて、その上で説教をし、更生させたのです。

その後、その妖怪はそのお坊さんの弟子になり、自分が殺した人たちへの償いをしたということです。

この話の由来は、おそらく仏教の釈迦と多くの人を殺した犯罪者の話だと思います。(なので実際はインド的)

 

鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵は、江戸時代に多くの犯罪者から恐れられていたものの、犯罪の背後にある原因を理解し、犯罪を事前に食い止めるために、当時、江戸幕府が作ったお台場にある世界初の犯罪者更生施設の責任者となり、自ら犯罪者の身元引き受け人となり多くの人を更生させています。

日本人が世界的に優れている理由の一つとしてあげられるのは、排他性がなく、相手を理解しようとする器の大きさだと思います。

今日の日本社会では滅多にお目にかからなくなりましたが、そうした人たちが日本の土台を作って来たのだと思います。

日本の器の大きさは海外にいると、逆によく見えます。

例えば、男女平等というのは西洋社会独特の習慣で、日本では昔は存在していません。(制度としては存在していますが、実質的に機能していませんでした。)

一方、西洋社会では昔は女性は所有権の対象でした。

明治時代に近代化を目指した明治政府は余計な思想も日本に入れ、その時、女性は男性の後ろ三歩を歩くということになったと思います。

 

*ところでPen and message.では、女性の後ろを男性が3歩下がって歩かなければならないので、(K保ルール・その1) 江戸時代と同じでございます。

2018年08月28日01時07分03秒.pdf000.jpg

 

夏の風物詩~スタッフMの場合~

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夏といえばかき氷でしょう。異論は認めません。

暑い毎日を強いられる夏の一服の涼。これ以上の贅沢はありません。ハーゲンダッツをのぞいて。

最近はインスタグラムなどのSNSにアップする写真としても人気がある様でかき氷の人気が上昇しているそうですね。

親譲りのひねくれ者で、みんなが好きなものになかなか好感が持てずにいます。

インスタ映えを理解しようとしない、イチゴメロンブルーハワイに宇治金時など古くから親しまれる味以外を受け付けない。

そして溶けて消えゆく定めのものに1000円以上を払いたく無い。

これが私のかき氷に対する信念です。

IMG_7238.jpg※神出の和菓子店のカキ氷。ちゃんとスープンで食べました。

子供の頃から夏の楽しみはかき氷でした。

昔住んでいた銭湯の近所にお好み焼きのお店があり、夏限定でかき氷を提供していました。

幼い頃から家業のお手伝いをしており(褒めてください)、お駄賃をもらってかき氷を買いに行っていたのは良い思い出です。

そのお店は徒歩20秒のところにありましたので、家に持ち帰って番台で味わうことがほとんどでした。

お風呂に入りに来た馴染みのお客さんに「ええもん食べてるな〜」と言われながら扇風機にあたりニコニコしていた少年時代の思い出の味。

銭湯を閉湯し引っ越してしまってから随分と味わっていませんでしたが、先日お墓参りのためかつての実家の近所に行きましたので食べてきました。

IMG_7230.jpg懐かしい佇まい。

冷房のあまり効いていない小汚いお好み焼き店で味わう懐かしいかき氷。

思い出の中のかき氷より一回り小さくなり氷も荒くなってしまっていたけれど、とても美味しかったです。

蚊取り線香の煙が漂う夏の午後、潮風に吹かれながら窓際で、姉と並んで食べたかき氷。

思い出だけは溶けて無くならないようです。

 

夏の風物詩~スタッフKの場合~

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              *セミの鳴き声の降り注ぐ中撮影。M450バーメイルトータス

夏の風物詩・・・。大人になってから夏に休むことがなくなったので、夏らしい思い出は子供の頃で止まっています。

私にとっての夏のイメージは、肌を焼く太陽の熱と、セミの声。

セミは生物の中でも自己主張をさせたらダントツの一位だと思います。目立つ場所に留まり、大音響を発して自分の位置をお知らせするし、人が立っていようがまっすぐに飛んできて体当たり。人が受ける衝撃(身体的・精神的に)は計り知れません。

見た目もロボットみたいで、生きものに見えません。最後はアリに完全に自身を分解させて終わる所もシュール。

それでもセミが鳴き始めると、夏の到来を感じてわくわくします。

夏休みの始めは、アブラゼミやミンミンゼミ・クマゼミの激しさのある鳴き声です。家の中や外を問わず降り注がれるこの鳴き声は、体感温度を3℃アップさせる効果があると思う。

太陽の陽射しと聴覚をマヒさせるような大音響の中、午前中は夏休みの宿題をし、フジテレビ「笑っていいとも」が始まる12時になるとお昼ごはんを食べ(1980年代あるある)、お昼からは学校のプールに行きます。

地域ごとの子供で近くの公園で集合し、かまぼこ板に住所と名前を書いた名札を当番のおばさんに(誰かのお母さん)渡して学校に行き、プールで友達と思い切り遊んでいました。

おやつの時間には家に帰ってシャワーをして、昼寝。夕方うだうだしてたらもう夜です。

ごはんを食べて近所の友達と家の前で花火をしたら、あとはテレビを見て寝るだけ。・・・あ、勉強ほとんどしてない。

 

そうこうするうちに夏も終わりに近づくと、セミの鳴き声もヒグラシやツクツクホーシに替わります。

シャワーのように降り注いでいた音が、個体を認識させる鳴き声に替わる。そろそろ宿題を終わらせなければ、という時に限って、すぐ近くでツクツクホーシが鳴き始める。

「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツクホーシ・・・ツクツクギョッ・・ツクツクフィーヨースー、ツクフィーヨース、ジジジジ・・・・」

この、果てしなく続くツクツクホーシ節の中で、メロディが変わる一瞬の「ツクツクギョッ」をつい待ってしまう。

そろそろかな・・と思い始めると、勉強は手に付かなくなるのです。集中力のない子供でした。

夕方にヒグラシ・・は山の方でないと聞けませんでしたが、父の仕事の都合で毎年8月25日辺りに行っていた六甲山でよく聞いていたので、何だか悲しくなりました。

子供心に夏が終わるのが寂しく、悲しかった。理由はよく分かりません。

でもツクツクホーシが鳴き始めると、宿題を仕上げなきゃ、と思いました。さらに赤とんぼが飛び始めるともう後がない・・と思いました。(どんだけやらないのか)

 

私の中でセミは夏の象徴でもあり、音の記憶として刷り込まれている特別な存在です。

 

 

 

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