オリジナルインクQuadrifoglio( 四葉のクローバー)

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トロンコとボンクが神戸のペンショップでインクの色について話し合っていると、周りにいた人たちが話に加わってとても盛り上がりました。

インクの色にはみんな興味を持っているようで、自分が今使っている万年筆をもっと楽しく使うことができそうなインクを探していることが分かります。

 

そんな人たちの中にフィレンツェから来た革職人の夫婦がいました。

二人はフィレンツェで師匠に付いて革の修行をして、ご主人は靴作りを、奥さんは絞り技法の革小物作りをマスターして、フィレンツェに工房を構えていました。

Quadrifoglio(クワドリフォリオ・四つ葉のクローバー)という名前の革の工房にトロンコとボンクはぜひ行ってみたいと思いました。

二人はとても明るくて、トロンコとボンクはすぐに好きになりました。

ぜひ、一緒に革製品作りをしてみたいと思いました。

 

 

ところで作りたいインクの色は決まっていましたが、インクの名前が決まっていません。

自然の中にある、誰が見ても良い感じを抱く葉っぱの色。

トロンコもボンクも革職人の夫婦と出会って、工房の名前を知った時からインクの名前は決まっていました。

この出会いをインクの色にすることによって、記念すべきものにもできるとも思いました。

 

幸運を呼ぶ四葉のクローバーのイタリア語の名前のインクなんてとても素敵です。

二人は勇気を出してインクにQuadrifoglioという名前を付けたいと2人に伝えました。

2人は快く承諾してくれて、自分たちの工房の名前がインクの名前になったことをとても喜んでくれました。

 

トロンコもこのご夫婦も自分の好きなことで生きていくために、自分の時間の全てをそれに使っている。

歌を歌ったり、ギターを弾いたり、カヌーに乗ったり、山に登ったりという趣味のある人の話を聞くといいなあと思うこともありますが、自分の時間の全てを仕事にまつわる時間とも言える生き方を自分が選んだのだからその中で楽しく生きていこうと思っていました。

 

トロンコが万年筆を使うのは書くことが楽しいからでした。

 

万年筆のインクの文字で埋め尽くされた自分のノートを見るのも楽しいし、万年筆のペン先のフィーリングを味わいながら書くのも楽しい。

万年筆を仕事で使うことが楽しいから、希少な万年筆を集めたりすることには興味はありませんでした。

 

自分が使うひとつひとつのものに何かまつわる自分なりの想いや理由があって、それらのものを大切にしながら使いたいと思う。

今回の出会いから生まれたインクはまさにそんな想いや理由のあるものです。多くの人に幸運のお守りにしていただけるインクになればいいなあと、トロンコは思っています。

 

 

クアドリフォリオ.jpg

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2012年3月13日 12:50に書いたブログ記事です。

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