人とのつながり

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ボンクに連れられて会いに行った一匹狼の革職人さんは、とても無口でトロンコも最初少し戸惑いました。
でも時間を共にするうちに特に言葉を交わさなくてもいいのではないかと思うようになりました。
お互い多くの言葉で自己紹介などし合うよりも、一緒にいる空気感などの雰囲気で感じが良く感じられるか不愉快か分かります。
相手の言った言葉によって合うか合わないか判断するよりも、自分の動物的(?)なカンを信じた方がいい。

それによると一匹狼の革職人さんは一緒に何かやりたい、繋がりを持っていたい人ということになります。
その後何度も会う機会があって、話すこともありましたが、その態度から一匹狼の革職人さんが誠実に二人に向き合おうとしてくれていることがはっきりと分かりました。
商品は、まだボンクが革小物をひとつ作ってもらっただけですが、これからも何かやっていきたいと二人は思っています。

一匹狼の革職人さんに会ったことで、ボンクが初めてトロンコの家を訪ねてきた時のことを思い出しました。
ボンクはトロンコみたいにいつも黙っている方ではなく、話題を投げかけたりして、会話を弾ませることができました。
相手のトーンに合わせて、相手の気持ちを楽にさせることができる。
トロンコには、ボンクがとても洗練されていて、世慣れた感じに見え、ボンクがなぜトロンコを理想の物作りをする相手として、自分を誘ったのか、そしてどうやってトロンコを知り、訪ねて来たのか分かりませんでした。
ボンクのこともいろいろ知りたいと思いました。
それは警戒心などではなく、ただの好奇心でした。
でも初対面で、トロンコはボンクに良い印象を持っていましたし、どこかで会ったような感覚を感じていましたので、何も聞かくなくてもいいとも思っていました。
あれこれ聞くのもつまらないような、野暮なような気がしました。
直感で、合うと思ったのだからそれでいいではないかと思ったのです。
ボンクの身の上や、今どうやって暮らしているかなど、ボンクが自分で話始めたらただ聞く、でもそれを聞いたからといって何も変わらない。

ただ合って一緒に何かしていたいからボンクといる、一匹狼の革職人さんもそんな存在になったらいいと思う。
ボンクと離れている時は一人で物を書いているトロンコで、皆それぞれの仕事があって、その仕事で生きている。


ボンクもそんなみんなもただ愛おしく想うトロンコでした。

 

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2012年12月 4日 11:27に書いたブログ記事です。

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