2013年10月アーカイブ

香鶯流、季節の香り

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初めましての方もそうでない方もこんにちは!

森脇と申します。

今回のテーマは「香り」と言う事で、私にとってはとても馴染み深い物となっております。どうかよろしくお付き合い下さいませ。

 

香りの思い出はたくさんありますが、今回は季節の香りについて書かせて頂きます。

「季節の香り」とは僕が勝手にそう呼んでいる物なんですが、

丁度今時分や他の季節の変わり目などに良く感じる物です。

例えば、梅雨時になりますと、雨に濡れたアスファルトの匂いがムンムンしている事がありますよね?

夏は湿度も高く、香りが豊かになる季節です。

南風に運ばれた海の香りや、軒先で焚いている蚊取り線香の香り。

極めつけは花火の匂いでしょうか?

挙げるとキリがありません。

 

今まで上げた物は「の香り」と言う様に、言葉で表す事が簡単な物たちです。

しかし、本当に心動かされる「季節の香り」はそうはいきません。

まさしく、えも言われぬ香りなのです。

そのため、自分の感じた事を素直に表現するしかないのです。

 

冬から春にかけて薫る香りは、心綻ぶ様なやわらかでゆったりとたゆたう印象を受けます。

目が覚めてすぐに昨日までの香りとの違いに気が付くため、朝方のイメージが強いです。

「・・・んあと5分・・・・と3時間・・・んんっ!?春やん!」

毎年春はこんな感じで目覚めています。

 

そして現在。

朝夕が冷え込んできて布団から出たくなくなる今日この頃。

最も好きな季節の香りがあります。

冷えた大気が夜の帳と供に降りてきますと、かんとした静寂が自分の中に広がるのを感じます。

心の底に寂しさや侘しさを湛えつつも、夜空から目が離せない、そんなイメージの香りです。

・・・伝わりますかね・・・

小生がこの季節の香りを好む理由は2つありまして、1つは上で書いた印象がしっくりとくるからです。

もう1つは、この香りが広がる頃に香道を始めたからです。

「愛しい」という気持ちと似ているように感じます。

 

季節の香りに共通する事は、胸が苦しくなる様な、愛しい・懐かしい・引き締まる様な思いです。

どうぞ皆さんお外で深呼吸をしてみてください。

ある日突然、感情が身体からあふれる様な感覚を覚えるやもしれません。

アナログなSEの香り

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こんにちは、WRITING LAB.のアナログなSEです。

 

今月のテーマ「香り?」「匂い?」、やっぱりオッサンは「加齢臭!」ですか。。。

匂いを香りで誤魔化すのは、難しいですが。。。WRITING LAB.のメンバーで行ったサンタ・マリア・ノヴェッラで買ったオーデコロンを使っている、せめてオッサンからオジサンになろうとしているアナログなSEです。

 

秋祭りのこの時期、香りで思い出すのはスタッフKも言ってますが今の家にも実家にもある「キンモクセイ」の香りですね。あと「稲刈り」の匂い、稲木の刈り取った稲をかけた「稲掛け」の匂い、

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乾いた稲を脱穀している時の匂い、籾摺りの後に円錐形の山となったもみ殻に煙突を立てて燃やしている匂い。

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そんな田圃の中を落穂を拾い集めて、小さな焚火を作って集めた落穂を火にかざしてポン菓子みたいに爆ぜらせて食べていた、香ばしい匂い。

こんな子供のころの匂いは、今はコンバイン1台で稲刈りから脱穀までして袋詰めされて農協へ直行するようになってしまって、祭りで実家へ帰っても周りで感じることがなくなりました。

農業技術の進歩に伴い季節の風物詩も変わってしまった。。。けど、その情景を思い出したとき、人は記憶の中に香り(匂い)も含んで持っているものなんだと、しみじみと感じているアナログなSEです。

祭りの時、家に帰って感じるのは鯖寿司と甘酒の匂い、これらは完成物としての香りだから無くなることはないのかな??鯖寿司がなくなることはないよな。。。

 

子供のころの香りといえば、「香り付消しゴム」小学生のころに流行りました。近くのショッピングセンターで女の子たちが競って買ってましたね。香り比べに消しゴムが細切れになって行き交ってましたが。。。

それ以降、香り付の文具とはなかなか出会いませんでしたが、万年筆で絵を描き始めたときに出会いが有りました。

ワインボトルの絵を描くときに見つけたドクター・ヤンセンのワインから作ったインク、ほのかにワインの香りがします。ワインからインクができるんですね。

 

DSC_0344.jpg

 

これからは、加齢臭ではない自分の香りを探したいと思っているアナログなSEでした。

 

 

香りを語る~スタッフKの場合

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こんにちは!WRITING LAB.のスタッフKです。

 

今月のテーマは「香り」!文具とはなかなか結び付かないでしょうか?

 

10月といえば大好きな香りが「キンモクセイ」です。10月に入るとどこからともなく甘い香りがして、よく見ると小さなオレンジ色の花をつけた大きな木が近くにあるのです。

誕生日がこの香りがする頃だからでしょうか、子供の頃の楽しかった思い出と混じって、キンモクセイの香りで漠然と幸せな気分になります。

青空の下、暖かな優しい香りがしていて、この時期だけは新しい道を探して歩きます。目立たないこの木を見つけられるチャンスなのです。

キンモクセイとポストの場所は、近所だけでも地図を作っておきたい私です。

 

日常的に使う香りとしては、やはり香水でしょうか。

使わないという人も多いですが、上手な人はとても香りを効果的に使っていると思います。

香りが強すぎるのは問題外ですが、近くに来ると仄かに香りがする。普段は忘れているけど、どこかでその香りに出会うと、その人が重なって思い出される・・のが理想です

 

香水は憧れもあって色々使っていましたが、初めての香水は社会人になって初めて買ったゲランの「夜間飛行」。大人の香りにそれだけで頑張ろうと思いました。

結局今は20年以上GUCCIRUSH2に落ち着いています。ハワイで惚れこんで買ったのですが、帰国したら日本の方が安かったという・・思い出です。

でも最近また1種類増えました。去年のお正月にWRITING LAB.のメンバーで初詣のついでに京都のサンタ・マリア・ノヴェッラへ寄って買った「フリージア」。仕事用なのでシャキン!とします。

ついでにこれも古いのですが、京都で買った源氏物語の登場人物をイメージして作られた香水。

私は兵庫県明石市出身なので、選んだのはもちろん「明石」。穏やかで上品なイメージです。(香りくらいはね)

 SN3I0441.JPG

最近は手紙用のボックスにせっけんを少し削って香り袋に入れています。

さすがに強くは匂わないけど、長く入れていると結構優しく香りが移ります。和紙は特に良く香ります。

エルバンの香りつきインクも、試したいところ。

万年筆に入れると残り香が結構しますが、次のインクに影響はないので好きな香りならいいかもしれません。

かなり前に入れていたコンウエイスチュアートの香りつきインクは(インクに香料を3滴入れるというもの)、未だに専用に使っていた万年筆に香りが残っています。

万年筆から香り、結構好きですけどね。

今は廃番になっていますが、イギリスらしいと思いました。またこういう洒落たインクが出たらいいな。

 

「香り」を言葉で

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はい!ボンクです。今回のテーマは「匂い」?「香り」?

なんせ難しいです。難しすぎて阪神ネタどころじゃありません。

朝から何百回とパソコン机に座ったり立ったり・・・。

また、気分転換にジョギングに行ったり、お昼は仲間とそば粉だらけになりながらそばを打って食べてみたり、

兄いの息子さんが遊びに来てくれたり、トロンコや兄いからひっきりなしに送られてくるとてつもない量のLINEに対応したりなど、どんどん時間だけが経っていきます。

 

 

「香り」を言葉で表現すると、まず出てくるのが感覚的な「甘い」や「酸っぱい」という言葉ですね~

 とてもわかりやすいですが、感覚的な言葉だけで表現するのは何か物足りないというか、どんな香りなのか想像が出来ないですね~

 

爽やかな・・・石鹸やシャンプーの香りでしょうか。

        そうですね~、例えるなら自転に乗っている女子高生とすれ違

        ったとき。もひとつ、集団でランニングしている女子バレー部とすれ

        違ったとき。

        爽やかですよね~、全くやらしく聞こえないですよね?

 

優雅な・・・何かこう~、すごく余裕があるセレブな女性をイメージさせる香りです

       ね

       例えば、マレーシア航空の客室乗務員さんとか~(画像検索してみて

       ください)。

       トロンコや兄いには一生縁がないでしょう~  

 

  

    

魅惑的な・・・きれいな女性ととてもおいしいお酒を飲んだり、とてもとても楽しい会

        話ができる飲食店の香りでしょうか?  

        もう帰ろう、もう帰らなければと思いながら気が付けば午前4時

          何度通っても何もないことはわかってます、何も期待はしてません。

        が~、ついつい足が勝手に~(もちろん接待などのお仕事も兼ね

        て)。こういう方たくさんおられるのではないでしょうか?

 

 

こんなように、「甘い」や「酸っぱい」といった感覚的な言葉ではなく、感情?を表す言葉で香りの微妙なニュアンスを表現すると、頭の中で色々な想像が膨らみますし、素敵な言葉で表現できますね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

        

        

        

        

 

 

 

 

 

 

店を作る

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トロンコとボンクは店作りの具体的な話をしました。

トロンコは書くことを仕事にしてきたので、その経験を生かして、そしてずっと好きで使ってきた万年筆やステーショナリーを扱いたいと思っていましたし、ボンクも万年筆をずっと使っていて、万年筆と自分が好きな靴や服、鞄などを絡めた店をしたいと思っていました。

二人とも書くことが好きで、書くことを楽しむライフスタイルを提案することができる店を作りたいという夢に投資家の人たちも賛同してくれたのでした。

 

何回も考えて、何十個も候補を挙げて決めた店の名前「WRITING LAB.」は、二人のイメージをよく言い当てた名前で、その響きも自分たちの感性に合っていると二人は満足しています。

二人のイメージする楽しい生活において、書くということは重要で、楽しさの中心に書くことがある。でもそれだけにはしたくない。

ひとつに偏らず、いろんな楽しみ、暮らしを楽しめるような提案をしたいと思いました。

 

お店を開くにあたって、店舗内装、商品手配、什器の準備、レイアウト、告知などやらなければいけないことがたくさんあり、考えると気が遠くなります。

でも商品は思った以上にスムーズに集まりました。

トロンコは万年筆やステーショナリーを、ボンクは鞄や靴、服などをそれぞれ好きなものを製造元に問い合わせて卸してもらいました。

もちろんそれらは一流の品でしたが、それらの商品は誰もが知っている、どこでも買うことができるものでした。

 

二人が本当に探していたのは、二人の感性に合ったこの店でしか手に入らないものでしたが、さすがにそんな商品はあるはずもなく、それはこれから探していくということで課題として残しました。

二人が苦労したのは、商品を陳列する什器などの備品でした。

それらは店の雰囲気を作るとても大切なものですが、なかなかこれだと思えるイメージが固まりません。

二人が目指したのは、その空間に自分たちやお客様が入ることで完成する舞台のような店でした。

しかし、どういう風にそれを実現するか、実は二人の意見は分かれていました。

 

トロンコは自分たちが普段居る書斎のような空間を作って、そこに友達を迎え入れるような感じでお客様に来てもらいたいと思いました。

家具は塗装のしていないような、使い込んで角が丸くなったバーチのようなありふれた木の無垢材を使ったもの。

パリッとしたものに気恥ずかしさを覚えるトロンコはお店の内装も自然で、肩の力の抜けたようなものにしたいと思っていました。

 

一方ボンクは応接間のような空間を作りたいと思いました。

磨き抜かれた美しい木目のマホガニーのイギリスアンティークの家具やソファ。

お客様はそこで寛ぐことができる。

トロンコもさすが良いものを知っているボンクらしいアイデアだと思いましたし、ボンクならそんな空間にジーンズでいてもとてもサマになるだろうと思いました。

自分の仕事場に友人を招くような店か、贅沢な空間でお客様に特別な気分を味わってもらうか。

まだ何も入っていない店の中で、二人の議論はいつまでも平行線のままでした。

 

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