行きつけのお店

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前回のブログとかぶる内容ですが、苦情は一切受け付けず、かつ書きたい事だけ書きます。

 

 

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行きつけというとおこがましい限りですが、(なんせ数回しか行っていないので)、あるテーラーがあります。

や、ありました。このテーラーは昨日、閉店しました。

 

(が、自宅で開業するそうですし、息子さんの店も閉店した店の隣にあり、そこでもやるそうです。閉店詐欺か!?)

 

 

 

 

そこのH氏は、数回しかあっていませんが、なんせ話が面白かったです。

人の経歴は本来どうでもいい事ですが、H氏は長年大手デパートでスーツを担当し、その後銀座の一等地に7店舗店を出して、引退後、現在元町に店を出している次第です。

 

 

DSCF1171.JPGところで私の母は大手繊維会社本社に勤務していたので、その影響か、比較的良い服が家に多くありました。

 

で、その影響か私は、流行とかはわからないけど、繊維や服の生地とかは善し悪しがある程度分かるみたいです。(自称ですが)

そしてここ20年、生地でいいものを見た事がほとんどありませんでした。(あくまで主観です)

 

 

DSCF1172.JPG単にPen and message.の近くにあったという理由だけでこのお店に入ったのですが、そこにある生地は流行からは遠くはなれていますが、昔私が見てきたような生地ばかりでした。

 

それが面白くて、イロイロここの店主であるH氏に何も買わないのに説明だけを求め続けました。

店主は仕方なく私に解説し、私はこのお店の顧客が来ても、追い返しながら(嘘)、その説明を聞いていました。

 

生地については奥深い話がたくさんあります。

結局、いい生地はいいという事がわかりました。

それ以外は全て私の頭の許容量の範囲を超えたので消去です。

 

H氏は仕事でかなり海外に行っており、イギリスのダンヒルの本社や欧州の繊維メーカーにも訪問していますし、それらを仕事で扱っています。

私が最初にお店に行った際に100万円の生地も見せてもらいました。

とても購入できませんが、その生地は確かに良かったです。

 

さて、スーツの生地にはスーパー100とかスーパー150とかあります。

この数値は繊維の細さだと思いますが(間違っていても反論拒否)、それにより光沢感も出てきます。スーパー150で光沢感を持たせた生地はすごくテカりますし、高価です。

私のように、この前までデパートのセール品しか着た事のない者にとっては、光沢感あるスーツ =高価=カッコいい と思い、飛びつきがちです。

 

ところが、これは経験則上知った事ですが、この数値が高いと生地も弱くなります。つまり繊維が細くなる分、弱くなるという訳です。(たぶん、これも例外あったり、そう言う訳ではないという等、多くの正当な反論があると思いますが、聞けば聞くほどややこしくなるので、一切拒否ります。この方法はK保方式と呼ばれる。)

 

しかも、私のような痩せて、筋肉質な体型、あ、ちがった、思わず人生で一度は言ってみたい言葉が出た・・・・

(訂正)私のように、比較的、内臓脂肪が他の人より多く、時々だけどベルトが苦しい、又は座った時と立った時では、腹回りのサイズがちょとだけ(0.06メートルほど)変わるタイプの人は、スーツの痛み具合が激しく、それゆえ、非経済的です。

 

DSCF1228.JPGそしてこのHテーラーでは、そのほとんどがスーパー100です。

つまり、スーパーの数値や光沢感がスーツの生地の善し悪しをきめるのではないこと、スーパー数値が高ければよいという事ではない事を教えてくれています。

H氏によると、生地はどこの地方の原材料か、どの織り機か、どのような織り方か、で価値が決まるようです。

 

 

 

 

 

 

 

ある生地を見せてもらいましたが、その織り方が独特で、それゆえピンを刺せるのに、穴があきませんでした。そういうのも、生地の価値だと思います。

こういう知識は、今テーラーをしている人でもほとんどおらず、それゆえどうしても流行に左右されてしまうようです。

 

例えば、欧州の場合、イタリアのナポリより北部、それよりスイスの地方で取れる麺、あっ!、棉がおいしい、 あっ! 高価で高級だそうです。

 

なんやかんやで、H氏を説得し、前回のブログで書いた様に私の価格を設定してもらい、かつそのお店にある一番いいやつを、その価格で無理矢理販売してもらいました。

その中には先ほどの100万円のスーツ生地(スキャバル(すき焼きではない)の名前が入った生地)と同じ工場で製造された生地(テーラーロッジという。寺門の路地ではない。)で冬用のスーツを作成してもらいました。値段はもちろん100万円でもその半額でも、4分の1でもありません。8分の1でもないし。

 

 

よく考えたらスーツ不要の私ですが、そんな訳で金欠です。要救援。

 

 

半額セールに弱いS藤より。

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2014年5月27日 16:58に書いたブログ記事です。

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