2014年9月アーカイブ

いま好きな本~スタッフKの場合

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こんにちは!WRITING LAB.のスタッフKです。

今月は読書の秋ということで、一応本がテーマになっています。本の虫のY宗氏、いつも小難しい本を読んでいるS藤さんはいいとして、普通に本を紹介してもなあ、ということで私は漫画にさせていただきます。

「鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)」です。原作はモーニングに連載中だそうですが私はアニメで知りました。

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地獄がテーマのアニメで、けっこう地味に面白い。

原作を読んでみると、結構地獄について詳しく調べられている様子。資料は様々な書籍のミックスだそうです。意外と本格的で、本当に地獄ってこんな風なのではと思ってしまいます。

まず、もともと日本は「この世・あの世」という2世界でしたが、あの世が亡者で溢れて混乱したため八百万(やおろず)の神々が会議をして今のように「現世・天国・地獄」と実質3世界に分けたそうです。

地獄の構造はインドや中国など様々な国を参考に構築されており、そのため相当複雑な作りになっているようです。

まず地獄は八大地獄・八寒地獄に分かれ、そこから272の部署に分かれます。

八大地獄は等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻地獄に分かれ、八寒地獄は頞部陀・刺部陀・頞听陀・臛臛婆・虎虎婆・嗢鉢羅・鉢特摩・摩訶鉢特摩地獄(もはや何て読むのかさえ不明)に分かれます。

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それぞれ犯した罪によって堕ちる地獄が違う訳ですが、例えば八大地獄の中の「大叫喚地獄」は嘘つきが堕ちる地獄。

そこは16の小さな地獄で形成されていて、その中の一つ「人闇煙処」は「共にがんばる約束をしたのに裏切った者」が堕ちる地獄。要するにマラソンで「一緒に走ろうね」って約束しながら先に行ってしまった人が堕ちるわけです。

地獄の設定がかなり細やかにあるのも驚きですね。

主人公は閻魔大王の第一補佐官である「鬼灯(ほおずき)」。無自覚のドSなこの方と、人の良い閻魔大王のやり取りが好きです。

31379490[1].jpg 第一補佐官の鬼灯

ダメ上司を叱責しながらバリバリ仕事をする補佐官鬼灯、ひどい目に遭わせられながらも笑っている度量の大きい閻魔大王。

d52ca1d3[1].jpg 一番左が閻魔大王

c651f0e7[1].jpg 言葉遣いはとても丁寧です

 

 この他、登場人物として桃太郎・金太郎・一寸法師・かぐや姫。

浦島太郎の伝説についてや、トイレの花子さんは厠の神様だった・・など、盛りだくさん。

作者の創作もありますが、たくさんの書籍からの情報が多いので、けっこう面白いです。

現世で亡くなった人が日記を処分しようとして不審火を出したり、女湯には男性の亡者がたくさんいたり・・本当にそうなんじゃないかと思ってしまいます。

誰もが知っている絵本や童話の登場人物が、天国や地獄で働いている。その本人が自分の事を語るのでやけにリアルです。

 

オカルトは苦手ですが、このコミカルな雰囲気で面白く読める漫画です。

 

 

おすすめの本~後編・S籐氏の場合

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ファンタジー部門 ナンバー ①  指輪物語

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超有名です。映画化もされました。2度目の映画化では一大ブームを作りました。
一度目の映画化ではこけました。一度目はディズニーが挑戦したんです。
でも、主人公はじめすべてがかっこわるかったです。やはりかっこわるいと主人公は無理なんでしょうか? 
ところでこの小説は徹底した背景設定をしています。この小説には人間以外の種族もでてくるのすが、この作家はその言語まで開発してしまっています。ちなみにこの人はオックスフォード大学の言語学の教授です。

なお、私が読んだ当時の日本語の翻訳も、とても秀逸な翻訳だったと思います。
この本について特におもしろいことはいえません。あえていうなら、吉宗さんはホビット、久保はサウロン、S等はオーグと
いうところでしょうか。わかる人だけわかってもらえればいいです。

 

ファタジー部門 ナンバー② ホビットの冒険
ちょうど、いま映画化されています。
この本は小学5年生のときに読みましたが、大変面白かったです。これも大人なファンタジーです。
この作家のJRトールキンは第1次世界大戦で大変な経験をしており、その時の経験がこの本に反映されていると思います。

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(作家)アイザックアシモフの「小悪魔アザゼルの18の物語」が 印象に残っています。

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本来、アイザックアシモフは超有名なSF作家ですが、この作品も面白いです。
この話にでてくる、小さいサイズの全身赤色の悪魔(アザゼル)は、人の願いを叶えるのですが、それまるで「細字でぬらぬらで引っかかりの無いペン先調整」のように、何かを叶えると何かが犠牲になるという感じです。
そういう意味ではアザゼルは吉宗さんということになるかもしれません。
吉宗さんもよく見ると、耳尖っているし、壁ないし、しっぽあるし。
ところでアイザックアシモフとキダ・タロー同一人物説があります。

*アイザックアシモフ
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*キダ・タロー

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ノンフィクション (作家)アンディ マクナブ
ブラヴォー・ツー・ゼロ―SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録


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ノンフィクションもいろいろありますが、ベタで、面白いと思えます。
この本では湾岸戦争の裏で何があったのかよくわかります。この作家はこの本などを出版するに際して、イギリス国防省ともめたという経緯があります。
この部隊の標準装備は90キロで、作戦中風呂はいらず、砂漠で1年間、隠れたままという活動です。
なお、 形跡を残さないために 自分の排泄物もきちんと袋に入れて持ち歩くということです。この点は近所にいる犬に見習って欲しいです。なぜお前はいつも人の家も前で糞をする!
なお、この話はかなり悲惨です。結局、部隊で潜入して、みんなつかまって拷問で死んで、数人で逃げて、帰ってきた時はこの人1人だけでした。 
私もこんな強くなりたいと思います。そこでこの人と私を比較したところ、風呂についてはこの人と争えると思うのですが、一日13時間は寝ないと体の疲れが取れないので、砂漠の温度差では多分ずっと寝ていないと疲れが取れないと思います。

また、私の場合は3食必須で、かつすぐ喉が渇くので砂漠で作戦を展開する際には、自動販売機を背負っての移動ということになり、そういう意味では標準装備は90キロ以上ですが、多分、自動販売機ごと移動しないといけないので、ものすごく目立つでしょう。

しかも手が短いのでお金をいれようとしても、入金できず、ジュースが入手できず、結局、乾いたままのようが気がします。

おすすめの本~前編・S籐氏の場合

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このブログを読んでくれている数少ない皆様 こんにちわ。
特に○ナーのM本さんと、そのMさんが仕事しないでカメラの話ばかりするので、頭にきている奥さんのHさん、いう事聞かない園児をバシバシしばいている○谷さん、こんにちわ。
ライティングラボのパートでH房さんが帰ってくるまでの代理、林家ペー作(s等)です。
ところでライティングラボの主要メンバーのK村さんも都合でお休みのため、今月は私が2回投稿します。 
いつもの2倍でやっております。
なお、この投稿は私の主観に基づき、私のいいたい事だけを、皆様に押しつけるものになっております。
「しつこいなー」「あきたわ」「そもそも誰やねん」「生理的に無理」などのクレームは一切受け付けません。

さて、本題です。ところで今月は読書の秋、よって、今月は読書がテーマです。
ところで基本的に活字嫌い、映画好きの私は、ここ20年以上、まったく小説を読んでいません。
そこで私の頭の中のハードディスク上、消し忘れた箇所に残っていた記録を基に今回のノルマを達成したいと思います。
よって今回の内容には最近の小説は一切入っていません。

 

S等のSFランキングナンバー① 「作家 ダンシモンズ ハイペリオンシリーズ」
私の記憶では、なにやら古代の遺跡がどっかの星にあって、そこでは時間エントロピー(下痢ではない)が、どうのこうので、更に謎のとげとげ人間(シュライク「もず」と呼ばれている)が出没し、人間をさらっては百舌の速贄状態にするという小説です。
自分の記憶で書くと何の事か分かりませんが、要するにライティングラボにおけるK保(シュライク)とその他のメンバー(人間)との関係だと書けば、ほとんどの人はメイクセンスするのではないでしょうか? 
一応、ウィキペディアによると「7人の巡礼が"時間の墓標"へ向かう旅の中でそれぞれが自らの物語を語り、巡礼行に参加するまでの経緯や意図を語る構成となっている。各編がホラー、恋愛、ハードボイルド、戦記、ファンタジー等の独立した短編でもあり、個々の物語を読み進むことで全体の設定が明かされ、同時に謎も深まっていく。」とあります。

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SF部門 ナンバー② 「作家 アーサー・C・クラーク 楽園の泉」
これは地球から宇宙までにエレベーターを設置する話です。

これにより成層圏の破壊せず、かつ宇宙への行き来が楽になり、しかも電力は地球の重力(降りてくるエレベーターの力を動力に変える)という合理的なものです。
ネット検索すると、この宇宙へのエレベーターの発想は昔からあり、クラークが世間に紹介したとありますが、実際はクラークの発案であると私は思います。

そしてSFから現実化された多くの計画と同じく、このエレベーター計画も現在リアルに検討されています。

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恐怖小説 ナンバー① 「作家 H・P・ラブクラフト インスマウスの影」
私は13歳当時、この作家のファンであり、周囲でこの作家を読んでいる人は皆無でした。それが私の人格形成に深く関わった事は違いありません。
その後の人生を顧みると、階段できしむ音がしただけで「びく!!!」となり、誰もいない家に帰ってきた時は、1階から3階まで全ての部屋に電気をつけてまわり(そして3階にある市松人形にびくっとする)、寝る前には枕元に電池式の懐中電灯(軍事用)、および自己充電式の懐中電灯という2つを用意するなど、用意周到な性格になってしまいました。
このH・P・ラブクラフトはとにかくね暗です。釘一本落ちても「ビクッ!」てするタイプだと思います。私と同じタイプです。
この作品は、舞台がどこにでもあるような港町で、主人公があっという間に事件への巻き込まれ、敵に追われます。夢でよくみるような感じなので、印象的でした。


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ナンバー②「作家 スティーブンキング ナイトフライヤー」ws004a.jpg

映画化されております。今見るとしょぼいです。

 これはネタばれしますけど、 セスナで飛び回る 吸血鬼の話です。吸血鬼なので昼間は飛べないはずですが、全てを真っ黒に塗りたくったセスナなので多分、大丈夫なんでしょう。

しかし、どうやって購入したかについては未だに疑問があります。そもそも吸血鬼は金持ち設定が多いですが、その資本はどこからやってくるんでしょうか? このセスナもローンで購入したのか、現金一括だったのか、保険は入っているのか、そもそも黒塗りにしているので事故った場合、吸血鬼の方に責任があるんではないか? だいたい購入する時に氏名になんて書いたのか、まさか職業欄に「吸血鬼」と書くほど抜け作か? 事故った時用の救急リストの自分の血液型の欄に自分の血液型ではなく、うっかり自分の好きな味の血液型を書いてしまったのでは? 

などなどこの作品中では書かれていない多くの事が心配になり、いつも13時間くらいしか寝れません。

 

ナンバー③ 「作家 スティーブンキング 霧」
これも最近映画化されております。見応えあります。
ところで昔の映画を最近映画かする時って、映画化不可能な作品をついに映画化!ってよく宣伝しています。

あと話が違うけど、いつもなぜ全米にはNO1の映画が多いのか気になります。
ちなみにスティーブンキング原作の映画に「意味」「何が言いたかったのか」「感動」を求めてはいけません。
彼に求めるのは「狂気」「血」です。

 

 

というわけで、来週は「ファンタジー」「ノンフィクション」のジャンルでお届けしたいと思います。

 今月はWRITING LAB.のメンバーからお勧めの本についてお話させていただきます。

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いつからか南の楽園のような国よりも、凍てついた真っ白な世界が1年の大半を占め、夏の2,3ヶ月だけ緑が現れるような極北の国に惹かれるようになりました。

テレビで、ロシア、カナダ、北欧などの北の国についての番組をしていると目が離せなくなるし、そんな国々を行き先を決めずに旅してみたいと思うのです。

母が大学でアイヌについての研究をしていて、子供の頃その話をよく聞いていたし、論文のもとになったブルーブラックの万年筆書きのノートを読ませてもらったことがありました。

万年筆で書かれたもの、インクの色を意識したのはこの時が初めてだったかもしれません。

少し話が反れたけれど、北の国への憧れの下地は子供の頃からあったけれど、北海道よりも遥か北にある世界に目を向けるようになったのは最近になってからです。

シベリア、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、アラスカなどの小さな町や、あまり人の暮らしが感じられない場所に惹かれました。

そんな中で、こんな本を読みたかったと思う本と出会うことができました。

かなり以前に発売された本なので、私が知らなかっただけで、日本中の人が知っていたかもしれないけれど。

「アラスカ~風のような物語~」はアラスカの住人で、その地の自然を撮り続けた写真家星野道夫氏の代表作です。写真は何度見ても、ずっと観ていられるし、優しいオットリとした文体に共感を覚え、とても良い人だと思いました。

エスキモーやインディアンなどの、遥か昔から代々繰り返されてきたアラスカ原住民の生活は、人間も自然の一部で、その中から生まれ、その中に消えていくことを教えてくれる。自然の恵みを受けながら、自然への畏敬の念も持っている感覚は私たち日本人にも理解できるのだと思います。

星野道夫氏はテレビ番組の取材に同行したカムチャッカ半島で、一人でテントに寝ていてヒグマに襲われ食べられてしまった。

星野氏もまた自然に帰って行ったのだと、そのエピソードが心から離れず、いつも考えてしまいます。

旅に出た時、寝る前に読んでいただきたい本です。(Y)

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