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いつも読んでくれてありがとうございます。ところで、このブログを読んでいてくれる数少ない読者の方から、こんな質問がきました。

 「ブログにでてくる人たちの関係がよくわからん。」

ということですので説明致します。

ブログ中、Pen and message.の関係者は、Y宗さん(男)と、k保女帝(女)です。尚この2人は夫婦ではありません。

Y宗さんには奥さんと、(父を反面教師とした)よくできたお子さんがおり、一方、K保には、命の危険を顧みず、結婚した夫がおります。

K村さんはRIVER MAILの社長です。今は忙しいのでブログは休止中です。けっして過去にK保にけりを入れられた古傷が悪化したからではありません。

ライティングラボの本来のメンバーは上記3名で、H房さんとS党は一般参加です。

もっともH房さんもいそがしく、S党を身代わりにして神戸から離れてしまったので、現在はS党だけが一般参加(又は監禁)しております。

今月は自由に書くということになりましたので、唯一の少ない知識からカメラについて書きたいと思います。よってカメラに興味がない人はここでお別れです。

 私は今フィルムカメラしか使っていません。私が使っているのはライカのM3という50年くらい前に製造された電池いらずのカメラです。見た目が好きなので使っています。

このM3は、私の中ではライカのM型の中で上位に入る好きな形です。ライカにはM2、M4などもあり、それらもまたカッコいいですが。

ライカの写真.jpg

 M型はピントもシャッター速度も絞りもすべて手動です。しかもM3には露出計もついていません。そこで撮影する際には露出計を持ち歩く事になります。もっとも撮影になれた人は露出を勘で行い、それも昔のカメラの醍醐味の一つです。

露出計算は比較的簡単なので、一旦憶えたらそれを頭の中で演算して、撮影するという楽しさがあります。なおライカのMはレンジファイダー式といい、一眼式カメラのようなシャッター時のショックがなく、音がうるさくないというメリットがあります。これは撮影者にとってはありがたい機能です。

騒音が立てれない撮影環境を考慮した設計なのかもしれません。特にM3のシャッターは「カタッ」って感じの音がして癖になります。これで写真がどんどん撮れます。

 シャッターを押すとき、何かが落ちた様な感じで、それがSTDUPONTの万年筆を閉める際や、同社のライターの蓋をあける際の「カチッ」って言う音と同じ様な中毒性があり、結構、癖になります。(もっともライターに関しては人から聞いただけですが・・。)

レンジファイダー式のデメリットはレンズの像がそのままファインダーに反映されない点と、決められた画角のレンズしか使えない点です。

ライカM3の場合、使えるレンズは50mm,90mm,135mmです。外付けのファイダーをつければ、広角系のレンズ(35mmとか)も使えます。

そしてライカ社のオリジナルの外付けファインダーはかなりカッコいいです。(正式にはLEITZ社のSBLOOといいます。ググってください。かなりカッコいいです。)

もっとも、一眼式のカメラからレンジファインダーに移行した私には、当初この点は不便でした。なお、フィルムカメラなので、デジタルみたいに何枚も取れたり、その場で映像を確認したりできず、撮影された映像も大体デジタルの方がきれいな場合が多いです。

もっともフィルムでも以下くらいはくっきり写ります。これでもかなり解像度下げています。

久保松本.jpg

鳩.jpg

 私の場合、このM3にライカの現行の50ミリレンズ付けっぱなし状態です。

車の写真.jpg

 その理由は、プレッソンという写真家に憧れたと言いたいですが、実際はそれしか持っていないからです。ライカのレンズはとにかく高く、ほいほい買える値段ではありません。

でも単に高いだけではなく、それが映像に反映しているように思えます。(そう信じたい。)

描写については国産もそんなに変わらず、値段もライカよりはるかに安い物が多いです。しかしライカのレンズは、それらのいいレンズを足しても、更にその一歩先を行っている様にも思えます。

それが具体的に何かと言うことはできません。ライカのレンズはドイツで作られている為、人件費だという人もいますが、私はそう思えません。描写の力を見ると、数値では現れない何かがあります。そうはいうもの、国産のいいレンズとライカの差はほとんど接近している様に思えるのも事実です。

ところで、こんな事を書くのもなんですが、そもそもカメラのレンズの主観的な価値と客観的な価格は比例していない様に思えます。

というのは、私は最初はニコン使いでしたが、ニコンの安いレンズの方が、高いレンズより好きだった事があります。

多分、設計の初期段階でまだ改良余地があったレンズに手を出してしまったから、たまたまそうなったのかもしません。もっとも30万円くらいするレンズより、ボディを購入した当時についてきたレンズの方が結局何かと良かった思い出があります。結局レンズって数値ではなく、その使う人の好みで決まる様に思います。

これはライカにも言えます。ライカの値段設定もすごく分かりやすく、基本的に解放値の高いものが高価で、解放値が低いと安くなります。そして解放値の違いで名前が決まっています。(後はコーティングとかで値段に差が出ます。)

例えば、f1.4の場合はズミスックスといい、f2でスミクロン、f2.8でエルマーやエルマリットといいます。これ以外にも多くの名前があり、必ずしも全部に共通しているわけではないけど、だいたいこういう感じです。で、解放値が高いレンズほど、明るさを取り込む為に口径が大きくなり、その分、重くなります。

 また被写界深度を浅いので、後ろをぼけぼけにすることができます。

そしてレンズ自体が大きくて、磨くのも大変で、イロイロ費用がかかるので、解放値の高いレンズは高くなります。(後は特殊コーティングかどうかの違いもある。)

逆に解放値が低いレンズの場合、口径を大きくする必要がなく(よってコンパクトになる)、しかも軽くてすみます。 また被写界深度が深くなり、後ろをぼけ具合が解放値の高いレンズほどぼけません。その分、全体的に締まった感じの絵になると思います。

そして値段も安くすみます。

というわけで何を対象として撮りたいか、どう撮りたいか、どの場所で撮るのか、光量の多い場所かどうか、などでレンズの選択が異なりますし、撮影者の好みもあるので、一概に高いレンズが必ずしもいい訳とはいえないです。 

ちなみに私の場合、現行のライカのレンズで欲しいのは50mmは今もっているf1.435mmf2、21mmは、f3.4がいいと思っています。

それらの画角のレンズは、既にどれもf1.4もありますが(よってそれだけ高価です。)、私は上記が一番好みの映像に思え、またレンズの重さなどからも、一番取りまわしが良いと思うからです。更に本末転倒な事を書くと、結局、写真そのものの良さと機材の性能はあまり関係していないかもしれません。「いい機材=いい写真」では必ずしもないということです。

本来的なセンスのある人、うまい人なら3000円のフィルムの中古カメラで、ものすごくいい写真を撮ります。だから結局は、レンズや機材どうのこうのというのは自己満足的なところも大きいです。私の場合も、それは同じです。

特に私の場合は、ライカ独特のクラシックな形に惹かれています。

今時、マニュアルしかないし、フィルム入れるの面倒だし、露出計もないけど、それらは一向に苦になりませんし、むしろ面白く感じます。また色もシルバーって金属感があり、持っていて楽しいです。

なお、ライカM型には黒ボディもあり、それもかなりカッコいいです。私はつぎに買うならライカの黒ボディです。機種はM4(これも結構古いカメラですけど)がいいかと思っています。

また上記の理由からライカだけはなく、国産のコシナの製品や、デジタルだけどエプソンの製品なども好きです。昔のフィルムの機械式も大好きです。そういえばニコンのFM2とキャノンのF1を持っていました。特にキャノンのニューf1は、完全な機械式ではないけど、その金属塊感がすごく良かったことを憶えています。

 以上

S棟より

 

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このブログ記事について

このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2014年11月18日 18:04に書いたブログ記事です。

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