2015年3月アーカイブ

贈った万年筆~S党氏の場合

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こんにちわ
Sとうです。
今月のお題は「贈答する万年筆」です。
個人的には人に万年筆にあげた事が1回しかありません。

それは海外にいた時です。私にはこれまで万年筆ブームが3回あり、1回目は

モンブラン、2回目がパーカーのduoford、その次が今の万年筆ブームです。
その中で第2回パーカーのduofordブーム中、この時は複数のduofordを使って

いましたが、duofordには大小と2つのサイズがあり、その中で小(なぜかインター

ナショナルと呼ばれる)を、当時の同僚の外国人にあげました。

 

趣味で小説を書いていたのでとても喜ばれました。

彼は会計の専門であり、以前S等の仕事を手伝ってくれました。
この知り合いの人種は白人で母国はニュージーランドなので、イギリス移民であろ
うことがわかります。
ところでニュージーランドには原住民のマオリがいますが、彼らは基本日本人です
。きっと彼らが日本に渡ってきたのだと思います。ちなみにある言語学者の話だと

マオリの言語と日本語には共通の母音が多いそうです。s党にはマオリの知り合い

もおり、彼の顔と手には入れ墨があります。

日本では入れ墨は印象がよくないですが、マオリの場合には確か戦士がするとか
しないとかでした。マオリだけではなく、私のアメリカ人の知り合いの中にも、結構な

学歴があるのに軍隊で左腕に入れ墨していました。日本で東大生で入れ墨して

いるやつはいないでしょうが。

個人的には入れ墨は痛いのでお勧めませんが、海外での入れ墨が少し日本と

意味が違うのかもしれません。

ですから、これからのご贈答には、入れ墨とかも斬新で喜ばれるかもしれません。

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 *次回予告:タイトル「四国に遅刻」

自分で買いたい気持ち

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私が万年筆を使い始めて10数年が経ちますが、すでに実家を出ていたため、両親が万年筆を使っている私を見ることはなかったと思います。

それでも7年前にお店をオープンし、色々話しているうちに興味は持ってくれていたようでした。

それが先日、急に母に「私、万年筆が欲しいな~と思って」と言われました。青天の霹靂!

前から何となく思っていたようでしたが、直接の引き金になったのはもしかすると店主のハガキかも知れません。

母が、たくさん買ってみんなに配っていた「栗ようかん」をひとつ「店主さんに」と私に託したのです。芋栗大好き店主、それは喜んで「お母さんにお礼状を書くけどいい?」と聞いてきました。面白そうなので「書いてみたら」と言って放置していたら、店主はその日のうちにハガキを書いて投函していました。

2日後、私の携帯に興奮した母から電話が・・。

「・・・いや~~~、これ、万年筆の字?いいもんやね。・・いや~~、ちょっと嬉しいもんやね~~」と。しみじみ。効果絶大。

そして「あの、万年筆欲しいって言ってたの、選んでくれた?」と確認。本気だったんですね!

それから「赤いのがいい」という漠然とした希望を聞いて店主とも相談して、数本万年筆を持って実家で試筆してもらいました。

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予想通りでしたが、アウロラのオプティマ・バーガンディがいいとのこと。私も同じの持ってるけど。

私のをそのまま譲ろうとも思ったけど、母の反応を見ていると「MY万年筆」が欲しいんだと思えました。譲られるより、新しいものを買いたいんだ。

たまに思うけど、欲しいと思ったものは、自分でお金を出して買いたい。お金を貯めて買いたい。例えば子どもがお金を貯めてやっと買おうとしているものを、大人が親切心で買ってはいけない。自分が我慢して手に入れる方が、子どもの心にも残ると思う。

例えは子どもだったけど、大人でも同じかもしれない。いや、そうでない場合も多くありますよ。もちろん!

母には日頃お世話になってばかりなのでプレゼントする気でいたけど、そうなると自由に選べなくなりそうだしその話はしなかった。母も値段を一切聞かずに、書き味だけで決めた。

そして今取り寄せているけれど、話を聞いてるうちに分かったことが。

「母はシャーペンを使えない。」(筆圧が高すぎるため)・・・試筆をそっと書いていたことが判明。まあ店主に何とかしてもらいましょ。

インクは「店主さんのハガキの色」と、パイロットのブルーに決まった。気に入ったんですね。実は何でも書く人だったことも分かり、実用的に使ってくれそうです。私の心配としては、「リザーブタンクをきちんと説明できるだろうか」ということだけ・・。

 

今回のテーマは贈る万年筆・・のはずでしたが、ちょっと外れてしまいました。その人にとって、手にした万年筆といい関係を作ってくれたらと思います。

 

万年筆を贈る

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今月のテーマは万年筆の贈り物についてです。それぞれが贈り物で何の万年筆を贈りたいかを語ります。

 

万年筆店をしている身で、実は万年筆を贈る機会があまりないのは、少し恥ずかしいことだと思っています。

 

親戚の子たちの入学などのお祝いは、現金という最もつまらないものを贈ってきたからでした。

でも息子の入学などの節目のお祝いにはペンを贈ってきたし、新聞社に入社した従兄にも万年筆を贈りましたので、全くないわけではありません。

 

お客様ともよく言い合うけれど、私たちが若い頃は入学のお祝いの定番だったけれど、最近ではもちろんそうではなくなっていますが、定番というもの自体がなくなってきているのかもしれません。

 

でも万年筆を贈りたいと思うこともあって、そんな時よくプレゼントするのはラミーサファリです。

万年筆としては安い部類に入るので、ちょっと使ってみてよ、という感じで万年筆を使っていない人に渡すのにこれ以上のものはないと思っています。

 

言い過ぎでは、と思われるかもしれないけれど、ラミーサファリには万年筆の全てが込められていると思っています。

 

その理由をひとつひとつ挙げるのは自店のホームページでも何度もやったし、趣味の文具箱でも書いたことがありますのでいちいち挙げませんが、万年筆に備わっていて欲しい親切設計が全て備わっています。

 

値段の安いものだから使い手に我慢を強いるのは、20世紀的で、決まった価格の中でどうすれば最高の万年筆を作ることができるだろうと考えられた、原材料費は安いけれど、知恵の込められた非常に21世紀的な進んだ考え方の中で作られた万年筆だと思っているので、こういうものを若い人に贈りたいといつも思っています。

 

息子の彼女からバレンタインにチョコを毎年もらっていて、家族3人ともが使っているサファリを贈ったこともありました。

 

私もサファリは休みの日の万年筆と決めて、水曜日はサファリしか持ち歩かないくらい気に入っています。

 

他にも仲良くなった服屋の店員さんが転勤になった時などにも渡していて、この人には万年筆を使ってもらいたいと思った時に黙って渡す。

万年筆の入り口にして、いろんなことを教えてくれる万年筆がサファリで、私にとってとっておきの贈り物なのです。(Y)

 

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