万年筆を贈る

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今月のテーマは万年筆の贈り物についてです。それぞれが贈り物で何の万年筆を贈りたいかを語ります。

 

万年筆店をしている身で、実は万年筆を贈る機会があまりないのは、少し恥ずかしいことだと思っています。

 

親戚の子たちの入学などのお祝いは、現金という最もつまらないものを贈ってきたからでした。

でも息子の入学などの節目のお祝いにはペンを贈ってきたし、新聞社に入社した従兄にも万年筆を贈りましたので、全くないわけではありません。

 

お客様ともよく言い合うけれど、私たちが若い頃は入学のお祝いの定番だったけれど、最近ではもちろんそうではなくなっていますが、定番というもの自体がなくなってきているのかもしれません。

 

でも万年筆を贈りたいと思うこともあって、そんな時よくプレゼントするのはラミーサファリです。

万年筆としては安い部類に入るので、ちょっと使ってみてよ、という感じで万年筆を使っていない人に渡すのにこれ以上のものはないと思っています。

 

言い過ぎでは、と思われるかもしれないけれど、ラミーサファリには万年筆の全てが込められていると思っています。

 

その理由をひとつひとつ挙げるのは自店のホームページでも何度もやったし、趣味の文具箱でも書いたことがありますのでいちいち挙げませんが、万年筆に備わっていて欲しい親切設計が全て備わっています。

 

値段の安いものだから使い手に我慢を強いるのは、20世紀的で、決まった価格の中でどうすれば最高の万年筆を作ることができるだろうと考えられた、原材料費は安いけれど、知恵の込められた非常に21世紀的な進んだ考え方の中で作られた万年筆だと思っているので、こういうものを若い人に贈りたいといつも思っています。

 

息子の彼女からバレンタインにチョコを毎年もらっていて、家族3人ともが使っているサファリを贈ったこともありました。

 

私もサファリは休みの日の万年筆と決めて、水曜日はサファリしか持ち歩かないくらい気に入っています。

 

他にも仲良くなった服屋の店員さんが転勤になった時などにも渡していて、この人には万年筆を使ってもらいたいと思った時に黙って渡す。

万年筆の入り口にして、いろんなことを教えてくれる万年筆がサファリで、私にとってとっておきの贈り物なのです。(Y)

 

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2015年3月 3日 10:20に書いたブログ記事です。

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