2015年12月アーカイブ

「理想の万年筆ってどんなの」かな?!

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こんにちは。Y田です。

 

明日から12月に突入します(今日は1130日)が、気温の寒暖の差が激しいですね。そんなせいもあって、現在、風邪により発熱中でございますが、何かしていないと生きていけない性分なので、ブログを書いております。

 

12月のテーマは「理想の万年筆」です。(私の発案により決まったらしいです。ラッキー!)

 

理想の万年筆を探し続けて早10年。理想形を追い求めてはいるものの、なかなか出会えません。そもそも、理想の万年筆ってどんなんなのかもはっきり分からないし、ある瞬間に「これが理想やっ~!」と思っても、次の日にはその理想は変わってしまっています。理想の定義が自分の中でも確定しないのに、出会えるわけないと理解はしているものの、探し求めてしまうのです。きっと、「探究心が無くなったとき=万年筆集めの趣味から足を洗うとき」でしょうね・・・。しかし、果たしてそんな時期がやってくるのでしょうか。

 

さて、現在の理想形はと言いますと?

それは次の条件を満たすものです。

  1. ニブが程よく硬い(←この程度が最も難しいのです。硬すぎても面白く無いし、柔らかすぎると筆圧に耐えられない)こと。

  2. やや細字(←外国製基準で)でありながら、インクフローが潤滑であること。

  3. 軸の太さはOMASのパラゴンぐらいであること。

  4. ペン先が大きいこと(小さいのは高級感がないのでダメ)。

  5. 軸のデザインは、洗練されていて、少し派手目で、かつ上品なこと(多くの日本製万年筆は当てはまらない)。

  6. イリジウムは、細字に適した小さめの形状であること。(というのは、近年のPリカンなど、ドイツ製の細字のイリジウムは大きすぎると思う。)

  7. もちろん、性能が良くて、壊れにくいことも重要です。

  8. 機構は吸入式であること。

 

以上の条件を満たす万年筆ってあるのでしょうか?かなり難しいですね~。多分、イタリアのデザイン性とドイツの頑健性と日本の精巧性を足し合わせたものなんでしょうね。(なんだか・・・、日独伊三国同盟か!って突っ込みたくなるような、ならないような。)誰か、イタリア人のデザイナーとドイツ人の設計者を日本の工場に呼んできてください。

 

 

と、先日、以上の原稿を書きましたが、ある万年筆を手に入れて、考えが変わりました。その万年筆とは?それは、OMASの「アルテイタリアーナ ブッラクゴールドフィニッシュ(M)」です。今まで理想の万年筆なんて無いと思っていたけれど、あるじゃないですか?!この万年筆は上記の条件の殆どを満たしています。

 

  • デザインが洗練されている(十二角形の形状は美しい。また、黒軸にゴールドの金具という一見ありふれたように思える色使いだが、この色合こそ王道を行っている感じかして良いと思う。)

  • 重量バランスも絶妙に良い(重すぎず軽すぎない)ので早書きしてもしんどくない

  • 軸の太さも程よい

  • ペン先が程よくしなるのが書き手を飽きさせない

  • インクルローは潤滑

  • イリジウムの形状も美しい

  • 機構は吸入式でコレクター魂をくすぐる

 

(※ ただし、壊れにくさに関しては未知であるが)

 

 

吉田パラゴン2.jpg

 

OMASのパラゴンともっと早く出会っているべきであったなあ~と感じる今日このごろです。OMASさん、なんとか経営頑張って、どうかこのような素晴らしい万年筆を消費者に提供し続けて欲しいと思っています。

理想の万年筆~S等氏の場合~

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も深まり、エルニーニョ現象が各地で発生しています。
ところでエルニーニョっていう名前からはメキシコのプロレスラーを思い浮かべます。
そこで気象現象の名前ををいろいろ調べると、例えばスーパーセル、ダウンバースト、竜巻、フェーン、モンスーン、ハブーブ、スコールなどあります。
それらはすべてプロレスラーの名前にしか私には聞こえません。


例えば正義のスーパーセル(アメリカ人)とか、テキサス出身のニック・ダウンバースト(アメリカ人)、グレート竜巻(日本人)、モンスーン鈴木(日本人)、脅威の体内脂肪120%ミスター・ハブーブ、変態怪人スコールとかです。そこに謎の覆面レスラーエルニーニョ(メキシコ)もいます。

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ところで物の本によると、銃器にはそれぞれ射程距離があり、銃器によってその範囲が異なるとあります。例えば、拳銃は射程距離が50メートルから100メートル、アサルトライフルは200メートルから400メートルくらい、スナイパーライフルは1キロくらいまでが通常の範囲だそうです。

もっともスナイパーライフルで2km以上の的に命中させる人もいます。
面白い事にこれらの銃器は現代まで様々なメーカーが改良したり、新しいデザイン(設計)を開発し、いろんなものが世の中に出回っていますが、命中率については必ずしも新しいものが良いという事でもないそうです。
全てデザイン(設計)上の問題だそうですが、昔の回転式の拳銃(リボルバー)の方が、その後に開発された自動拳銃(オートマティック)より命中率が高く、アサルトライフルも半世紀前に開発されたM16というライフル(ゴルゴが使っているやつ)が現代のスナイパーライフルより命中率は高いそうです。
さらにスナイパーライフルも現在の構造よりも、かなり昔に発明されたボルトアクション方式の方が命中率が高いわけです。
この半世紀でこれらの銃器が発展したのは、主に「扱いやすさ」であり、命中率は未だに半世紀前のものが高いという事実があります。
筆記具にも同じ事が言えるかもしれません。 
世の中に出回る書きやすいボールペンや、ローラーボールは扱いやすく、ローラーボールに至っては更に書きやすくさえあります。

一方、それよりも昔に発明された万年筆は扱いづらく、特にインク吸入式なんて物がありますので、余計そう感じます。
しかし、それでも書き心地という点ではボールペンやローラーボールとは次元が違います。しなやかにしなる万年筆の書き心地とローラーボールでは、ローラーボールには物足りなさを感じてしまいます。
ですので、もし理想の万年筆と言われれば、万年筆の書き心地と、ローラーボールなどの扱いやすさの両方を備えた物という事になります。
しかしそれは銃器と同様でが現在のところ技術的に困難なのが現状だと思います。
ところで書き心地という点で、最近までの私のトレンドはペン先が細くても(EF,F)、太くても(M)でも「ぬらぬら」、「ひっかかりなし」、「インク出最大」でした。
「インク出最大」は、細いペン先でするとインク漏れを起こしますが、 せいぜい指にインクがつくくらいなので 私は平気で使っていました。
またそもそも「ぬらぬら」と「ひっかかりなし」は矛盾する調整だそうですが、このような調整はY宗さんが嫌な顔ひとつせずにやってくれます。ですので、私にとって理想の万年筆は今使っている物で十分だと言えます。
しかし、最近、「インク出最大」は問題があるかもしれない事がわかりました。理由は私のノートはことごとく裏写りするからです。ですので「インク出最大」はやめておいた方が良いかも知れません。


私の使っている万年筆は以下です。

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ファーバーカステル 銀製(ペン先EF)

IMG_0387[1].JPG
パラゴン 黒金 (ペン先EF)

IMG_0384[1].JPGパラゴン セルロイド(ペン先M)

理想の万年筆・・スタッフKの妄想

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こんにちは!スタッフKです。今回のお題は「理想の万年筆」。今までどうしてなかったのか、のお題です。

改めて考えてみると、「きっとどの万年筆にもある不満点を解消したなら、それがベストになるのでは」ということに気付きました。要は、ここはいいんだけど、あとここがこうだったらなあ~、という点を考えればいいわけです。なーるほど。

例えば、万年筆の機能性・存在感、そういったもので万年筆ファンが一目置いている「ラミーサファリ」という万年筆があります。

FP0018-01[1].jpg

それは5千円くらいで手に入り、初心者にも親切な設計、独特の書き味は万年筆界の中で「サファリ」という書き味を確立していると言っても過言ではないと思います。

さてここから、妄想。

Q・あの書き味がもし、もっとフカフカで上質なものだったら・・・?

A・それでは、パイロットカスタム845の18金ペン先を装着致しましょう。ペン芯も大きくなって、インクもたっくさん出ること請け合いです。

Q・インクがもっと、入ったらいいのにな?

A・それでは、吸入式にいたしましょう。そこには5cc入りますよ。あ、もちろん軸はちょっと太くなりますがね。

Q・ボディがもっと、素敵素材だったらいいのにな?

A・それでは、925スターリングシルバーを採用いたしましょう。ま、ちょっと重くなるけど。125g、まあ頑張ればA4用紙1枚くらい書けますよ。

Q・いや、女子はもっとなんかこう・・・きれいな素材がいいな?

A・なるほど。ではとっておき、マザー・オブ・パールではいかがでしょう?ま、ちょっと高くなるけど。税込1,026,000円でございます。

パール.png

(画像のAURORA マザーオブパールは税抜180万です。)

これ、ホントに欲しかったですねえ。

欲しいものリストにさえ入らなかったですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん~~~~、これで理想の万年筆になった・・・のかな?

サファリの軸違いとか、18金ペン先付き、とかはリアルに魅力ではありますが、それがベストの1本とも思えない。

結局のところ、理想の万年筆は理想だからいいんだなあと再確認したわけです。

どの万年筆にも長所と短所があり、それをひっくるめてその万年筆の魅力だと思う。

自分の指先のように使えるようになったらそれは理想の1本だし、持つだけで自分のテンションが上がるというのも、理想の1本だと思っています。

*決して本数を所持するためのいいわけではありません~!

 

 

 

 

 

 

 

 

理想の万年筆

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調整機.jpg

 

今月のテーマはY田女史の提案による「理想の万年筆」です。それぞれが理想としている万年筆について語ります。

各人、長く万年筆を使ってきているので期待できるテーマではないかと思います。

 

私の理想としている万年筆は、1本で細くも太くも書け、手帳にも宛名書きもできて、インクがどんな紙にもにじまず水に流れない。そして落としてもペン先が曲がらず、キャップを開け放しにしていてもペン先が乾かない、どう扱ってもボロくならないものだと言うのはウソで、色々な制約があるから万年筆が好きなのかもしれません。

きっと最新のテクノロジーが組み込まれた、今まで万年筆の弱点だと言われていることを全て解決したものが発売されたとして、そういうものに魅力を感じるかどうか、少なくとも私はそういう万年筆を欲しいとは思いません。

どうしようもない弱点や扱い方のコツがあって、それがあるから愛しい存在で、私たちはそこからいろんなことを教えられているような気がしています。

それでもいろいろな工夫や歩み寄りをすることによって、少しでも理想に近付けることができるのが万年筆の良いところで、そういうところからも私たちは人生において大切なことを教えられていると思っている()

万年筆の最大の特長、多くの人が万年筆を使いたいと思う理由はその書き味にあるというのは、ほぼ正解だと思います。

そのボールペンとは全く違う、それぞれの万年筆によって個性がある書き味に私たちは惹かれています。

その万年筆の持つ書き味を最大限引き出して、制約のある中で使う人の好みや書き方に合わせるのが、私がしているペン先調整で、私は実はそれぞれの人においての理想の万年筆を具現化しようとしていると思っています。

私の理想の書き味は、ペンポイントを紙に置いた時にインクがフワッと出てくれて、引っ掛かりなく、スルスルと書ける状態で、インク出は多すぎず、どちらかと言うと必要最低限の出る量です。

インク出は少ないけれど、線は途切れることなく書くことができるもの。

そういうペン先はルーペで見ても美しく、形良く整って、切り割りは隙間なく揃っています。

万年筆をお預かりして、一通りの作業をした後に、「ちょっと書いてみて下さい」とお渡しする時はこの状態で、全てのペンをそのように調整したいと思っているけれど、中にはお客様の要求がその状態からほど遠い人もいて、その時はそれは自分の万年筆ではないと、自分に言い聞かせながら調整しています。

しかし、本当に理想的な書き味は、ペン先調整ではなかなか実現することは難しく、ペン先調整で整えたペン先を3年ほど書き慣らさないとその最高の状態にはならないので、私の調整にも課題はあるけれど。

理想の万年筆というテーマがありながら、私の文章は理想のペン先調整のような内容になってしまいましたが、どんな万年筆もこのペン先調整で万年筆は理想的なものにすることができると思っています。(Y)

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