今月のお題は「今凝っているもの」です。
ですがそんなものはありません。ですので、S等の好きな自動車の話です。
(この文章は久保編集長の独断と偏見と女性特有のメカに興味ない心により、かなりの検閲が入っています。)
とりあえずドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本から好きな車を1台だけ選ぶと以下になります。
ドイツの1位メルセデスベンツの昔の車メルセデスさんは自動車を最初に作った人です。この人のすごさがわかるのは、1903年当時の車はせいぜい最高速度が40キロくらいでしたが、メルセデスさんの車だけは100キロ以上のスピードが出せました。
このメルセデスさんの車で私が好きなのは、1934年から36年に作成された500Kスペシャル・ロードスターと504Kスペシャル・ロードスターです。
ググってもらうとわかるのですが、流線型ですばらしく美しい車です。
・mercedes benz 500k special roadster https://www.google.co.jp/search?q=500K+special+roadster&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjsk465-LvKAhXEnpQKHRDkA1YQ_AUIBygB&biw=1210&bih=543#safe=off&tbm=isch&q=mercedes+benz+500k+special+roadster
この車の中古価格はたしか1990年頃は1億8千万円でした。カメラ好きな人ならわかると思うのですが、この車のヘッドランプは確かツワイス製です。この500Kスペシャル・ロードスターは、世界初のコイルスプリングとショックアブソーバーの4輪独立サスペンションが有名です。
同じ時期にプロトタイプとして、1934年に150Hスポーツロードスターというのもあります。
この車は当時最高のハンドリリングとやはり同じくコイルスプリングのスイングアクスル式リアサスペンションやディスクホイール等の革新的機能を搭載した世界に20台しかない貴重な車です。ただボディ全体は芋虫です。ところで「コイルスプリングのスイングアクスル式リアサスペンション」とは、恋の春(スプリング)に(バットを)スイングしていたアクセルさんとリアさんのサスペンスという意味だと思います。
*本当の意味は4輪がそれぞれ独立して傾くことができるサスペンションです。ディスクホイールは空気抵抗を減らすために作られた車輪の事です。
アメリカの1位フォード GT 40 MKⅡ 1966年の伝説的な車で当時のルマン・レースで有名になったミッドシップカーです。FORD GT 40 MKⅡ
もしアメリカ車の中でどれか一台だけ選べと言われれば、今でも恐ろしく高い売値のつくアメリカのクラシックカーの最高芸術傑作デューセンバーグ モデルJではなく、このフォード GT 40を選びます。
これは私の大好きな経営者であるアイアコッカを首にしたフォード2世がフェラーリを買収できなかった意地から生まれた車ですが、このミッドシップカーはアメ車の中で一番好きです。また当時のルマンの覇者でした。ちなみにデューセンバーグ モデルJはこちら → duesenberg j model (https://www.google.co.jp/search?q=duesenberg+j+model&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjip8au69fKAhUmF6YKHXNdCKoQ_AUIBygB&biw=815&bih=559)
イギリスの1位 ジャガー社 XK120
ジャガー社は、廉価で質の良いスポーツカーであるXKを発売し有名になりました。
jaguar xk120 roadster (https://www.google.co.jp/search?q=jaguar+xk120+roadster&safe=off&client=safari&rls=en&biw=1210&bih=543&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi4rK3u-LvKAhVCkZQKHeXkBIIQ_AUIBigB)
このXK120の後にXK140、150のシリーズも出ますが、ボディの流線型が一番美しいのはこの車だと思います。ロードスターよりもクーペ(屋根がある)が希少価値があり、多くのクラシックカー好きの憧れですが、私は自分が閉所恐怖症なのとデザイン的にもこのロードスター(屋根がない)の方が好みです。
運転席には黒メーター(スミス製)、年輪が浮き上がったような木目のパネル、3.4リッター、直列6気筒のツインカムエンジン(後の40年、同じエンジンがジャガーに搭載されます。ちなみにツインカムの意味は、通院(ツイン)するか(カ)、しないか(ム)です。この話終わり!)
* ツインカムエンジンとは吸気口と排気口がそれぞれにあるという意味です。つまり吸気口(カム)と排気口(カム)が2つ(ツイン)ということです。
また吸気口と排気口という2つ(ツイン)あるので、ダブル・オーバーヘッド・カムシャフトとも呼ばれています。
ヘビメタグループの名前ではありません。これを略してDOHCとも呼びます。SトーはずっとこのDOHCをDHCと混同していましたので、エンジンにもビタミンが効果的なんだと思っていました。
イタリアの一位天才芸術家のデザイナーであるヤーノさん(以下、矢野さん)によるデザインのアルファロメオ6C1750です。
alfa romeo 6c 1750( https://www.google.co.jp/search?q=alfa+romeo+6c+1750&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiWx8T1-bvKAhXKF5QKHQvPA1oQ_AUIBygB&biw=1210&bih=543#imgrc=8f03mkwO7VdmPM%3A)
イタリアのミラノで組み立てられた車で、Sトーが特に好きなのは低重心のデザインです。
低重心は視野性は悪いけど、車の安定感があり運転しやすいと思います。なお、小さなフロントとサイドのガラスは最小限サイズであり、そこには、中身より見た目を重視するSトーの方針と同じ姿勢を感じます。
(矢野さんが小さくした理由は空力だと思います。)このモデルで一番人気なのはボディ専門メーカーであるザガード社の作成したモデルです。それはレースのために軽量化を図りアルミ製になっています。
運転席もすごくシンプルであくまでレース車であることがわかります。ブレーキの両側にあるクラッチとアクセルペダルは「アルファ」、と「ロメオ」と彫ってあり、またブレーキペダルは全く形状が異なるので、間違える事なく区別できるので、私のように時々アクセルとブレーキを間違えて、ブレーキを踏むところでアクセル思いっきり踏み込む人のためへの親切安全設計ではないでしょうか。
このシリーズで1938年に制作された8Cも美しい車です。
alfa romeo 8c 2900b le mans 1938 (https://www.google.co.jp/search?q=alfa+romeo+8c+2900b+le+mans+1938&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjg5LuE2dDKAhUDM6YKHfJpD7EQ_AUIBygB&biw=1279&bih=559)
この車は当時のルマンで活躍した名車です。自称社長の吉宗さんはこの車を好きだと言っていましたので、お客さんの中でこの車をお持ちの方は、今度、お土産に持ってきてください。多分すぐに売却され彼がこの世界で一番好きな白米に変わるとは思いますが。
フランスの1位ブガッティ タイプ35B 1927年から1930年
Bugatti Type 35b (https://www.google.co.jp/search?q=Bugatti+Type+35b&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjQ8-rd5dfKAhVFrqYKHblxDq8Q_AUIBygB&biw=815&bih=559)
フランス車ではルノーのアルピナA110とどちらにしようか悩みました。Alpine A110最終的にはお尻の形が私が飼っていたハムスターにより近いブガッティにしました。
このブガッティはレースに勝つためだけに作られたハムスター、いやモンスターです。
実際にわずか7年で2000勝しています。このBタイプは、スーパーチャージャー付きで38台しか生産されていません。フランスのもモルスハイムで組み立てられました。レース車ですが、ダッッシュボードのメーターは白文字地盤で、その針はスペードの形状で、数字もギリシャ文字です。ですのでまるで高級時計のようです。シートも見た目は座り心地が良いタン色の革製です。ですが運転すると、とても座り心地はよくないと思います。私なら座布団を敷きます。
ボディデザインは完璧なバランスです。このボディが銀色だったら陸揚げされたマグロと間違っていたかもしれません。この車は機能と美の融合に徹底的にこだわったブガッティさんのこだわりの結晶です。そう言う意味でもこの車が一番です。
日本車の代表トヨタ200GT
日本人で男なら、老若関係なく知っている車です。きっと教科書にのっているはずだし、試験にも出ているはずです。知らないと日本国籍もくれません。それほど有名な車ですが海外であまり知られていません。それは、台数が極端に少ない337台からです。
それでもこの2000GTはオープンカーが007の映画に出ましたし、また海外でも一部にはファンがいます。このデザインを手がけたのはゲルツさんといって、超有名なBMW507や日産のフェアレディZ(海外ではダットサン240Z)のデザイナーです。このプロトタイプは最初日産に提出し、却下されたという逸話もあります。
ところで先のBMW507はドイツランクで1位にしてもいいくらい美しいオープンカーです。今の中古価格は国内で1億超です。良ければここからググってください。本当に秀逸のデザインです。この時代のオープンスポーツカーの中では1番です。(https://www.google.co.jp/search?q=bmw+507&client=safari&rls=en&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwj8u6ar_PvKAhUkKKYKHbptCrIQsAQIIQ&biw=1366&bih=643)
他にも紹介したい車はたくさんあります。しかし全部紹介すると多分1000ページくらいになるのでここで止めておきます。
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