2016年5月アーカイブ

絵本

| コメント(0) | トラックバック(0)

今月のテーマは「絵本」だそうです。

誰がテーマ設定しているのか知りませんが(S糖さん?!)、毎回、難しいテーマ考えてくれますね!

 

絵本といえば、親が教育のために「絵本100冊セット」を張り切ってプレゼントしてきたのを思い出します。6歳位のころ、母が夕食を作っている間に毎日音読して、そのあと感想を母とお互いに言い合うという習慣があったのを覚えています。その頃は、無理やり読まされている感があったので、あまり楽しくなかったような記憶があります。

(脱線しますが、しかしまあ、基本的に、教育というのは強制するものではないと思います。本人が必要性など何らかのインセンティブに動かされて自発的に取り組んだときしか、あまり効果がないのではないかと。だから、子供の頃に無理やり勉強させて勉強嫌いな子供を作ってもね・・・。でもね、かといって、座る習慣、人の話を聞くこと、集中することさえ身についていない成人を作り上げてしまうのもいかがなものかと・・・。って、最近の業務上の愚痴です。)

 

100冊セットの中には「ぐりとぐら」、「白雪姫」など、洋の東西を問わずいろんなジャンルの絵本がありました。その中で、今でも覚えているのが、「海の水はなぜからい」というタイトルからして、絵本向きではない絵本の話です。当時は、「変な本~!!」という感想でした。「なんじゃそのオチは!」、「そんなんが海水が辛い理由なわけないやろ!」って、子供でも思ったことを思い出します。

 

今その話を検索して中身をみると・・・。こんな内容です。

*******************

http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/09/16.htm より引用)

むかしむかし、ある村に貧乏な男がいました。

 

 ある日の晩、その男のところへ白いひげのおじいさんがやってきました。

「道に迷ったので、一晩泊めてくだされ」

「ああ、それはお困りでしょう。いいですとも。さあどうぞ」

 男は親切に、おじいさんを泊めてやりました。

 

 次の日、おじいさんは男に小さな石うすをくれました。

「泊めてもらったお礼じゃよ。これは不思議な石うすでな、右へ回せば欲しい物が出て、左へ回せば止まるんじゃ。止めるまで出続けるから、気をつけるんじゃぞ」

 おじいさんはそう言って、出て行きました。

 男はためしに、石うすを回してみました。

「米出ろ、米出ろ」

 すると石うすから、まっ白い米がザクザクと出てきました。

 あわてて左へ回すと、米はピタリと止まります。

「へー、こいつはすごいや!」

 男は米や魚をたくさん出して、まわりの家にも分けてあげました。

 

 さて、男の隣に、欲張りな兄さんが住んでいました。

 兄さんは弟が急にお金持ちになったのを不思議に思い、こっそりのぞきにきました。

「そうか、なるほど。全ては、あの石うすのおかげだな。しめしめ」

 兄さんは夜になると弟の家に忍び込んで、石うすを盗みました。

 そして舟にのって、海へ逃げました。

「よしよし、ここまで来れば大丈夫だろう」

 兄さんは一生懸命に舟をこいだので、お腹がペコペコになりました。

 そこで、持ってきたおにぎりを取り出すと、

「そうだ、塩をつけて食べると、きっとうまいだろう。よーし、塩出ろ、塩出ろ」

と、石うすを回すと、石うすからは塩がザラザラとあふれ出して、たちまち舟いっぱいになりました。

「わっ、わっ、もう止まれ! 止まれ! 止まってくれー!」

 欲張り兄さんは石うすから物を出す方法は見ていたのですが、止め方は見ていなかったのです。

 ついに舟は塩の重さに耐えられなくなり、そのまま海に沈んでしまいました。

 

 ところであの石うすは、今でもグルグルと回って塩を出しています。

 海の水がしょっぱいのは、こういうわけなのです。

***********************

うみのみずはなぜからい.png

やっぱり、今読み返しても、ナメたオチだと思います。(作家さん、ごめんなさい)「塩が出る石臼を海に落としたから」が理由だなんて、子供でも納得しませんよ。

 

まあ、この絵本の言いたいことは、海の水が辛い理由がどうのこうのではなく、「悪いことをしたらバチが当たる」という因果応報的なことなんでしょうね。因果応報を子供に教えるのも少しは必要かもしれません。(東洋的な教訓ですね。むしろ歪曲した仏教の教えかもしれません。そこのところは詳しくはわかりません。)

しかし、因果応報ばかりを強調して教えるのはいかがなものか。これを強調して教え過ぎると、不幸に見舞われた時に、「もしかして、自分が何か過去に悪いことをしたせいではないか?」という思考に陥ってしまいやすいのではないか。しかし、世の中、何か悪いことをしたことばかりが、不幸の原因ではないことが多いです。多分、必要十分条件ではないのです。まずいことがおこったからといって、必ずその原因が、自分の過ちとは限らないことが多いでは?!

 

子供の時に読んだ絵本

| コメント(0) | トラックバック(0)

みなさんこんにちわ。Sトーです。

子供の時に読んだ絵本はこれです。

ぐりぐら.jpg

でっかい卵を見つけて、それでカステラを作る話で、卵の殻は自動車にしてしまう話だったと思います。

カステラが妙に美味しそうでした。そういえば食べてないなー。カステラ。ところで卵殻の車、エンジンはどこ?って思います。

350_Ehon_213.jpg

この本の衝撃のラストは今でも覚えています。sトーにこの人生で最初のホラーでした。

しかしこれは怖かった。これに比べれば外国のホラー映画はかわいいです。

理不尽なラストは子供にはショックです。

350_Ehon_485.jpg

この本は表紙しか覚えていません。たぶんこのうさは人食いうさぎだったような記憶が、、、(嘘)。

51Z9B4s9mNL._SY354_BO1,204,203,200_.jpg

「ぐるんぱのようちえん」は名作です。この作品中、ぐるんぱ(ルンバではない)の作った大きなビスケットはものすごく美味しそうでした。

また彼の作った赤いオープンカーは今でもさぞかし高値で売れると思います。いったい、いつ、どこでその技術を学んだ!?とは思いました。

引きこもりの人は見るべき本です。

20150228_1100474.jpg

「かいじゅうムズング」は、この話は子供頃はむつかしかったけど、要するにアフリカの平和を海の向こうから文明が奪うという話です。

なかなか暗くて、当時は意味不明な内容でした。

キャラクターの個性だけが未だに強烈に記憶に残っています。

最後は安野光雅シリーズです。

350_ehon2556.jpg350_4-8340-0258-6.jpgUnknown.jpeg

安心の安野光雅ブランドです。

これは今でも楽しめるでしょう。中身はぜんぶ絵です。世界観がすごく、案野先生ワールドが炸裂しております。

基本的にはエッシャーと同じ構想なのですが、絵の世界観は安野先生の方がだんぜん好みです。

ところでワンピースの漫画の書き方が、この安野先生の書き方とにているなーと思うのは私だけでしょうか? ワンピースの作者の尾田先生も子供の頃はこの本を見ていたのかも。

以上、絵本作家をめざすSトーでした。

思い出の絵本~スタッフKの場合~

| コメント(0) | トラックバック(0)

こんにちは!スタッフKです。今月のテーマは「思い出の絵本」。旅の扉始まって以来のロマンチックなテーマですね!

子供の頃、なぜだか近所に親戚も子供もたくさんいて、その強力なネットワークを持ってかなりたくさん本を読みました。

その中でも印象に残っているのが、「ぼくは王さま」(寺村輝夫著)と、「大どろぼうホッツェンプロッツ」(オトフリート=プロイスラー著)です。

その関連なさそうなお話に共通するのは「美味しそうな食べものが出てくる」・・ということ。

アニメで言えば、「はじめ人間ギャートルズ」(・・・今、通じるのか?)に出てくる石器時代の恐竜の肉の輪切り焼き。

あれは子供心にも実に美味しそうでした。

さすがに恐竜の肉は無理だけど、「ぼくは王さま」に出てくる王さまは大のたまご好きで、オムレツや目玉焼きを毎日食べていました。大好きすぎる王さまのたまご愛に、姉弟そろって影響を受けたと思います。

王さま1.jpg

 *最初はこんな感じでしたが、徐々に下の王さまにキャラ変更され、今ではアニメ化されてフェイスブックもあるんです!

 王さま2.jpg

 

そして「大どろぼうホッツェンプロッツ」。3部作で、大どろぼうと少年たちのちえくらべが描かれています。

大どろぼう.jpg

 

オトフリート=プロイスラーはドイツの作家で、出てくるおばあさんはザワークラウトやソーセージを作る名人でした。でも私達姉弟が興味を持ったものは、当時家で通称「じゃがいも餅」と呼んでいた食べもの。

美味しそうに描写されるドイツの食べ物は子供にはどんな料理だかピンとこなかったけど、作り方が書いてあったその「じゃがいも餅」は想像しやすかったのです。

最初、弟と一緒に母にねだり作ってもらったのがきっかけでした。

とてもシンプルな料理で、じゃがいもをおろし器ですりおろし、ふきんで絞って水気を取って丸め、平たく伸ばして小さいお好み焼きみたいにします。そしてそのままフライパンで焼くだけ。味付けは塩を振るだけで、これまたシンプル。

モチモチした食感で、塩味がとても美味しかったのです。ただすりおろすのが意外と面倒なので、2回目以降母は「すりおろしたら焼いてあげる」スタンスになり、姉弟でじゃがいもをひたすらすりおろしました。

この苦労の先にあるモチモチ感に魅せられて・・!

ブームはしばらく続いたように思います。今思えば、話の中で描写されたじゃがいも餅に(正式名称は不明)、どうして姉弟そろってそんなに執着したんだろう。

 

でも昔読んだ記憶のある本の内容を、ことごとく覚えていないことに今回驚きました。

王さまが起きるときに吹かれるラッパの「テレレッテ トロロット プルルップ タッター」というフレーズは(合ってるのかな)今でも覚えているのに、話の内容を全く覚えていません。

全般的に言える事ですが、大人になって児童書はファンタジーというイメージを持っていたら、意外とシュールで残酷だったりして驚きます。

今回、子供のころに読んだ本を探すべく色々なサイトを見ましたが、自分の記憶と向き合うことになりました。

好きなように記憶を改ざんしていたんだなあとか、断片だけが残っていたけど、何の話だったかなあとか。

こういうのもたまには良いのかもしれませんね。

思い出の本、みなさんだったらどんなのを挙げますか?

 

思い出の絵本~かわ~

| コメント(0) | トラックバック(0)

( すみません。今回は画像を用意することができませんでした)

子供の頃、たくさんの絵本が家にありました。

毎月か毎週か忘れたけれど、定期的に福音館の絵本が発行されていたのを定期購読していて、母が近所の本屋さんに取りに行っていたような気がします。

毎回1度は見ていたと思いますが、私と妹も何度も見るものは決まっていましたし、好きなパターンも決まっていました。
きっと一緒だったと思う。

そういう人は多いと思うけれど、地図ならいくらでも見ていられるし、グーグルアースなど見ていると時間がいくらあっても足りない。

地図が好きな人と全く興味のない人と両極端に分かれるのではないかと思っていますが、私が地図が好きになったのはこの絵本のおかげだとはっきり分かるものがあります。

「かわ」という絵本

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E3%81%8B-%E3%82%8F-%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%82%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E5%8A%A0%E5%8F%A4-%E9%87%8C%E5%AD%90/dp/4834000672

は、高い山の1滴の水から上流から中流、下流、海に注ぐ河口までを周りの風景を含めて、俯瞰的に追っていく絵本で、ストーリーも何もないけれど、夢中になって何度も見ていました。

「かわ」の絵本を何度も見ながら絵本に出てくる、日本のどこかにあるであろう山や町について想像していました。

それは今も変わらない地図を見ながらその土地について想像することと同じだったのだと、絵本について書くと決まって絵本選びをしている時に思い当たりました。

「かわ」の絵本は50年前に描かれたグーグルアースだったと今思います。

きっと私はこの本を夢中で見ていたから、様々な土地について、そこに暮らす人の生活に思いを馳せるようになったのではないかと思います。

私たちは子供の頃のいろんな経験で形成されていて、私の場合子供の頃に見た絵本で形作らてているのだと思っています。(Y)

このアーカイブについて

このページには、2016年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年4月です。

次のアーカイブは2016年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。