懐かしの文房具

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今月のテーマは「懐かしの文房具」です。各人が文房具の思い出について語ります。

 

一番欲しいと思っていたおもちゃはめったに買ってもらえなかったけれど、両親は私たちに本と文房具を買い与えるお金は惜しまなかった。

文房具は多分母が好きだったと思うけれど、今の自分の姿は図らずもその教育の成果なのだと思うと、何か可笑しい気分になります。

母の言うことに、特に勉強しなさいという言葉にいつも反発していて、なのに母が買い与えてくれた文房具が今の自分に繋がっていると思うと皮肉に思えます。

しかし、小さな頃の教育は、その後の人間形成においてすごい影響を与えるものだと、今更ながらに気付きます。

母が買ってくれた文房具はたくさんありましたが、その中でも外国製のものは、いつも目にする日本製の学童文具らしい文房具と全く趣が違っていたし、その知らない国に思いを馳せることにもなりました。

ステッドラーに一番安いタイプの2mm芯ホルダーを買ってもらった時、真っ青のボディに先端と芯研器を兼ねたノックバーが黒で、何てかっこいい配色なんだと思いましたし、父の話からしか聞いたことのない遠い国である西ドイツに憧れのようなものを持ちました。

芯ホルダーは鉛筆代わりに使っていたけれど、日本製の安っぽい、子供子供したものとは明らかに違う雰囲気に、ドイツ=大人のステーショナリーの国 だというイメージが自分の中に確立されて、その考えを今も持ち続けている。

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現行品の芯ホルダーは当時のものに近いデザインですが、ブルーがもっと濃かったような気がします。替え芯のケースは細部は違いますが、形は当時のままです。子供心にすごいと思っていました。

同じステッドラーのもので、6本の色鉛筆だけど、それぞれ2色の芯が入っていて両方から削っていく12色の色鉛筆は、日本で言うところの貧乏削りというものだけど、ドイツ製になると6本で12色を使うことができる、合理的なものだということになります。

子供心にそんな違いは感じ取っていて、おしゃれな缶のケースもさすが外国製だと、絵は描かずにそんなところばかり見ていたような気がします。

私が外国について興味を持つきっかけになったのは、スーパーカーなどの車と文房具で、それらは日本製との違いについて考えるきっかけになっていたと思います。(Y)

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2016年10月 4日 10:07に書いたブログ記事です。

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