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今月のテーマは梅雨の季節にちなんで雨です。雨についてなら何を書いてもよく、ほぼフリーテーマだと思っています。

各人が雨にまつわる個人的な想いを綴ります。

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写真がないので、最近気に入って中毒のように読んでいる本をご紹介します。普通のイタリア人の日常とイタリアの陰を書いたエッセイ。
内田洋子さんの本を最近続けて読んでいます。面白いです。

 

もし休みの日が雨降りで、外に出ないで家にいるとしたら、一日中自分の本棚の前にいたい。

つまらなかった本は処分して、気に入った本だけが詰った本棚の本を1冊ずつ取り出して、それぞれの本の好きなところだけを読み返したい。

そこからインスピレーションを得たことを手帳やノートに書いて、そしてまた本を読む。

私は休日どこかに出かけないと気が済まない性質だけど、梅雨の休日、外出を諦めてそんなことをして過ごす日があってもいいのかもしれません。

人並みに外で遊ぶ子供でしたが、実はボーッと雨の日家の中から窓の外を見ているのが好きな子供でした。

どんなに激しく雨が降っても、濡れることのない屋根の下にいるという、守られているような安心感を抱きながら飽きずに降る雨を見るのは、楽しい。それは大人でも同じなのかもしれません。月見があるのだから雨見というのもあるのだろうか?

子供の頃は、雨から守ってくれる屋根の下にいられることが当たり前のように思っていたけれど、それには努力と幸運が要るのだと思うようになったのは、自営業になっていつ失業してもおかしくない状況に置かれたからだと思います。

若い時の経験も、雨風しのげる屋根の下で仕事ができる今の状況が恵まれていると思える理由になっている。

店の軒先にワゴンを出していろんなモノを売る担当を6年ほどしたことがありました。

アーケードがあったときはまだ暑さ寒さに耐えればよかったけれど、アーケードが落ちた震災後は雨、雪とも戦わなければいけなかった。

その時のことは私の仕事の原体験のようになっていて、雨に濡れずに冷房、暖房の効いた屋内で仕事することができていることがどれだけ幸せなことかいまだに新鮮にかみしめることができる。

暑さ、寒さに耐えることだけでなく、その時の経験は今も自分の仕事の下地になっていて、決してただ辛いだけでなく、大変な勉強になった時間だった。

今自分はとても恵まれていて、雨が降っても自分は濡れずにお客様が傘をさして店まで来てくれる。

そんな恵まれた幸せなことはないと、ふと気を抜いた時に外の雨をボーツと見ることがあります。
(Y)

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このブログ記事について

このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2017年6月 6日 10:25に書いたブログ記事です。

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