今読みたい本~S等氏の場合~

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今読みたい本というか、きちんと理解しておきたい本があります。

それは「究極のサバイバルテクニック」ベア・グリルズ著です。

ケーブルテレビでは超有名人で男前のイギリス人であるベア・グリルズの書いた生き残りの方法です。

目からウロコ的事実が多く、例えば、怪我をしてしまったら、ハエを捕まえてそこにウジ虫を産ませるというのがあります。

そうするとウジが怪我をして腐った肉組織を食べて、綺麗にするそうです。

その後、怪我をした場所から血が出てきたら、腐った部分はもうないということだそうで、ウジを取り除くそうです。

これはお店に来るお客さんには、必須の本と言えるでしょう。

お客さんがこの店を生きて出れるかどうかは、この本の知識にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

* 特に店内は時々、寒かったりするので、冬山で遭難する箇所の知識は必須だと思います。

 

「イリアム」と「オリュンポス」ダン・シモンズ著

少し前の時代のSF小説です。書いたのはダンシモンズ氏というSF界の巨匠です。

このダンシモンズ氏と早川書房の専属(?)翻訳者の酒井昭伸氏の組み合わせで、壮大な世界観が展開されます。

また酒井昭伸氏の翻訳で使われる日本語の単語は味があり、普段は使わないような単語が多く、読む際には辞書は必須です。

例えば、読み始めてすぐに

「渉猟」(たくさんの書物をあさり読むこと。)

「逆茂木」(敵の侵入を防ぐため,いばらなどのとげのある木の枝を並べて垣にしたもの。)

「疫癘」(流行病。えやみ。疫病。)

「綺羅」(美しい衣服)、「麾下」(ある人の指揮下にあること。)

「払暁」(夜明け)「剿滅」(すっかりほろぼしてしまうこと。)

「御辺」(目上の人に対して,敬意をもって用いる。)「驍将」(強く勇ましい大将)などなどの単語が出てきます。

いちいち辞書で調べつつ読むので、結構時間はかかりますが、きちんと調べることで深くその世界観が伝わります。

 

実は「イリアム」はもう読んでおりまして、相変わらずの壮観な世界観でした。

これはホメロスの書いたトロイア戦争に関する叙事詩「イーリアス」が、元になっています。またギリシャ神話も話の基になっています。Sトーはギリシャ神話は少しだけ知っておりますが、基本的にだらしない神々という記憶があります。

ダンシモンズのすごさはSFと神話と叙事詩を融合してしまうところにあります。

またさりげなくシェークスピア・ネタも入っていますが、私はシェークスピアをよく知りません。

ちなみにこの本は上下2巻で1巻が、約650ページあります。

そして「イリアム」は次の話「オリンポス」への導入部分でしかなく、さらにそこからオリンポスは3冊続きます。

この人の作品は長編が多く、代表作のシリーズでは、ハイペリオン(2冊構成)、ハイペリオンの没落(2冊構成)、エンディミオン(2冊構成)、エンディミオンの覚醒(2冊構成)と非常に長かったです。

しかし、この人の本を読むとどんな映画を見るより壮大はスケール感と、人間の欲望と残虐さ、弱さと強さなどがよく表現されていると思います。

 そしてこの人の一連のシリーズにいえるのは、いわゆるヒーローが不在であり、普段は日の当たらないような目立たない人や、どうしようもない人が、徐々に主人公となるというスタンスを取っています。

おそらくこの人の書いた普通の小説でも面白いと思います。

 

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このページは、旅の扉 writing lab blog 管理人が2018年10月23日 13:38に書いたブログ記事です。

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